レビュー一覧

幼馴染DKなんて読まないわけにはいかないな～と！作者様独特の、外してくるというかちょっと不思議な会話が多くて、えっ！とドキドキするんですが、意地張っちゃったり心にもないこと言っちゃったりするような若さゆえのちょっとした過ちがうまく描かれてるなぁと思います。でも言うほどドラマチックではないですよね！？あと「青春」ではあるけど「性春」ではないだろーと思いましたよ。そんなにえっちなことは多くないです。

作者様買いです。本編は分冊版で読んでいたので、書き下ろし目的で購入しました。正直なところ本編はいつもの作品よりあまり私的にはひびきませんでしたが、書き下ろしがもう良くて、作者様の独自にある可愛さが書き下ろしにはいっぱいでした。

「とりあえず」からちゃんと恋人になっていくのに、幼馴染の雰囲気を残しつつ…なのがとても可愛くて、ふたりの絆も感じられます。モヤモヤしたら聞いちゃう春と、聞かれたら率直に答える海ですが、核心には触れられない切なさやもどかしさはあって、率直ゆえの面白みもあり。ドラマチックも海的にはかなり頑張ってます。春のことをよく見てたりジェルを人肌に温めたり笑、スパダリなのは読むと納得で、描き方がさり気ないのがまた魅力。ふたりの変化を知ってか知らずか、海に気を遣っちゃう斎藤くんと遠慮知らずの岬くんの友達2人もいい感じです。

名前が最後やっと分かったけどネーミングがややこしい。「あすか」と幼馴染からは呼ばれてるのに、「春」とも呼ばれていて、陽佳（あすか）表記もあるんだけど、陽ってハルとも読むから途中誰のこと指してるの？と混乱した。陽佳春（あすかはる）、苗字にしては珍しいし。始めの方のそれぞれの視点で進む時にでも名前の吹き出し入れて欲しかったなと思った。ちょっとしたことだけど、謎かけみたいに名前に凝られるとストーリーへの感情移入の妨げになると思う。

可愛い二人、台詞の掛け合いも何かどうでもいいこととか言っててDKのリアルな感じがして微笑ましい。けどドラマチックでも何でもなく“普通な二人のいつもの日常”って感じなんですが、皆様言ってるように主人公の名前が陽佳春で皆に春って呼ばれてるのに相手はあすかって呼ぶ　陽って言う字もはるって読むし 最初に自己紹介とかないからあれ？別人かな？とか混乱して前に戻って読み直ししなきゃならなくてスムーズに入っていけない。名前に凝るのはいいけど　そうゆうとこに机上で楽しんでるだけの作者さんを感じてちょっと引いてしまう。中山春とか松本海人とかでいいじゃんとか思う。あと同級生達がモブ顔でないため岬君が海かと思って最初からちょっと混乱　スピンオフ考えてるのかもしれないけど　ちゃんとわかりやすくしてほしい。

いやいや、、、これは、、、最高、、、不器用で無愛想な片思い攻めと明るくて少しアホな太陽系受けです。くっつくまでの過程で胸がぎゅっとなって、付き合い始めてからは色々ありつつ関係性を育み、最後には甘々な関係に、、、もう最高でした。2人が大好きになりました。

ものすごくピュアピュアでかわいいふたりに心洗われました、、、優しいBLをお求めの方に寄り添ってくれる作品です。ほわ～んふわ～んな気持ちになれます。

主人公はあすかなのか春なのか。春と読者にみせかけて実はふたりだけの時にあすかとよんでいた。などでしたら面白いのですが、そんなしかけもなく。混乱したまま読んでも予想通りの展開すぎて途中でやめてしまいました。

海君がかわいい。クールなのに無理してサプライズ指輪のシーンは、うんうんがんばって！と応援したくなる。パン屋さんになっている二人も見たい。

とっても可愛い2人！派手さは決してないと思うけどそこがまた普通な感じでとても良かったです。