レビュー一覧

萩尾望都さんワールド健在幸せになれます。お伽話のようなショートシリーズドラマティックででも大人向けでも子供向けでもない優しい気持ちになりそしで明日も生きていこうなんて思ったりします。

「山へ行く」を読んでからこちらを読んだ方が断然ヨロしいかと思います。ＳＦでも無ければバンパネラも出ませんが、モー様が好きなら大丈夫!独特のペンタッチは不滅です!

メッセージ良いですね。スフィンクスの解釈は眼から鱗。100年戦争だったかな？そこにも時空のおじさんはいたのねwもっとよみたいなフランス革命とかどうでしょう？人魚のお話もかわいらしいです。

歴史が関わるコミックには興味を惹かれてつい手に取ってしまう。キャラの目力がすごい。

相変わらず画力がすごい。この精力的な創作意欲は賞賛ものです。

萩尾先生のちょっと軽めの短編集第二弾。真剣なSFや深刻なストーリーの印象が強い先生だが、息抜き？としてかなり軽いジョークのような作品も数多くある。その一つがこのシリーズ。とはいえ、萩尾先生独自のSF的ミステリアスなストーリーにもなっており、気軽に楽しめる作品。

作者買いです。既読作品もチラホラ有りましたが、大体良かったです。フランスのお姫様の話が印象に残りました。イザボーって子供達を修道院に預けて一切の世話をさせて遊び回ってた超・超毒親ですよね。子供達の食べる物も無いのに、子供にかけるお金で贅沢三昧したぶっ飛んだ王妃だったと。もっと掘り下げて欲しかったですね。

色々なタイプの短編が収録されていて読みごたえがあります。作者買いした一冊でしたが萩尾望都先生の作品にはまず外れはないです。

未だにこのバイタリティとアイディアはすごいです。

萩尾望都さんによる連作短編集で時代を超えたヨーロッパの幻想的な物語や、心温まるラブストーリーや様々な印象を与えてくれる作品で読み応えがあって堪能しました。