レビュー一覧

何が良いってタイトルが素敵です。もちろん、タイトルに劣らず、内容も良かったです。でももう少しエッチなシーンがあったらもっと素敵だったのに。ひねりがあってどんでん返しに最後。もう少し長くてもよかったのに。

体が丈夫でなかった兄が誰にも看取られずに突然死した、そして全てが明らかにされる想い。ミステリーでは無いですが才&愛には外枠から全てを見れて真相を掴めるのでしょうね。亡き兄の愛する彼や血を分けた弟への愛情や羨みを思うと辛いです。生ある人たちの幸せの為の嘘は確かに有りですね。笠井先生のイラスト登場人物全てカッコ良かったです。

謎解きみたいで面白かったです、笑。「いっぱい食わされた」という感じでしょうか。笠井先生の表紙イラストもなかなかの構図と薔薇との組み合わせが素敵でした。前作？！『淫夢』は読んでいませんが全く問題なく楽しく読めました。

影者視点のそれで知ることとなった、亡きお兄さんの映像は切ない恋心を訴えてきます。東雲さんと弟君のめでたくカップリング成立の本筋より、お兄さんの冬樹さんに惹かれます。

淫夢に出てくる才さんと愛ちゃんが登場して嬉しくなりました。しかし、一筋縄ではいかないどんでん返しな展開に読後感はスッキリしません…。確かに、すべてを明らかにすることは決して皆を幸せにすることではないのも納得なのですが、冬樹と夏樹兄弟が可愛そうにも思えてしまい複雑な気持ちです。タイトルに反してエロは少なめであっさりしています。笠井あゆみ先生のイラストもは含めての☆４で！

淫夢、抑圧、淫具、3日連続で読んじゃったー。夢か現か三部作だねー。面白くて寝不足。でも双子のような外見で、中身は正反対だったんだー。鈍感で純粋さのある夏樹と巧妙に仕掛ける冬樹。翻弄される東雲w。全部分かってて優しい嘘で包んでくれる才と、毒舌愛君。才先生と愛君のお話もっともっと読みたい！と思いました。満足ー！

題名からしてイヤラシイですが、表紙が一番エロいです。中身は謎解きに重きが置かれていて、表紙から想像してしまうような淫靡さはありません。告白から結ばれるまで駆け足で進みます。自慰シーンがお好きな方にはいいかも。

後味が悪い…東雲の自己申告があるけどやってることは変わらない。冬樹も実は策略的だったんだなと。夏樹だけが清廉潔白っぽいけど結局兄の秘密を暴露してる。才さんが1番合理的。

何が良いってタイトルが素敵ですね。主人公の性格が鈍感すぎ、謎解きみたいで面白かったです。笠井先生の表紙イラストやっぱりイイですよね。

あとがきにあった、淫夢も読んでみたかったな。才さんが気になりすぎて、カップリングにちょっと不満あやらます。その結末で本当によかったのか？と疑問です。主人公の性格が鈍感すぎてちょっと不服。