レビュー一覧

前半の主人公(4話まで)は百夜で後半の主人公はレイ(表紙の球のようなロボット)です。この本は外伝と銘打っていても本編作画担当のBoichiの独自解釈によるDr.STONEの公式二次創作です。そこは留意下さい。４話までの百夜たちの試行錯誤と百夜たちが去ったISSのその後のBoichiオリジナルキャラのレイによる宇宙資源と宇宙クラフトによるISSの維持。毎日｢百夜明日には帰って来ますか？｣と問い掛け、待つための維持をし続ける。可愛くってめちゃくちゃだけど自己進化するAI。漫画だし本編のifの世界だから無茶苦茶だけど成り立った話。

確かに面白いけど、やはり本編にはかなわない感じですね。あとレイは個人的には初代の方が可愛いと思う。

本誌無料公開で読んで、未読の前半部分が気になり購入しました。きっと専門家からすればツッコミどころ満載なのでしょうが、そこらへんのこともあとがきで触れられています。悪魔の実もないし、カメハメ波も打たないけど、ワクワクできる少年漫画作品です。

千空の父百夜のアイディアにより生まれた、人工知能を搭載したロボREIが大活躍する物語。どんなに不利な状況下でも臨機応変に、持てる知識をフル活用し前向きにクラフトするチート過ぎる能力やら行動力がまさに千空とリンクするなと思っていたら、後半REIの「石神一族」という一言…胸を打たれ涙が出そうに…。百夜の、宇宙ステーションで共にした仲間であり家族であると改めて感じるパワーワードです。百夜の帰還をひたすら信じ健気にISSを地球を守り続けるREIの姿は、感動という言葉だけでは表し切れない程に胸が熱くなります。 百夜との再会はもう叶わないけれど、千空達がいつかISSを発見し（本編では墜落してますが…）千空達とREIとの交流が始まれば良いのになと、思わず妄想してしまいました（笑）

1冊まるまる百夜さんが主役のストーリーだと思って購入したので思っていたのとは違っていのですが、それでも夢中で一気に読みました。感動しました。

Dr.STONEを楽しむためのもう一つの内容になってます。特に、レイの白夜を待つ純粋な心がとても美しくかつ哀しいもので、とても心打たれました。内容に科学があるところは本家と変わらないのですが、舞台が宇宙という広大な空間での話なので、本家とはまた違った面白さがあります。

レイが健気で忠犬ハチ公を彷彿されて、涙ボロボロ。以前Dr,.STONE連載されて際に、毎週読んでいました。懐かしい。また読みたくなりました。

健気なロボット（AI)のお話。AI研究はつまるところこういう存在を生み出したいはずだ。鉄腕アトムが時代の流れの向こうに流されて（現在はPLUTOに形を変えたが)しまった今としては、この作品が今は小中学生のAIやロボット研究者の卵たちの指針のバックボーンにしてもよいくらい。

千空のお父さんのお話。泣いた。めっちゃ切ない。

前日譚のような話でDr.stone好きならオススメです。