レビュー一覧

アレクサとルカが主人公の『孤独なプリンス』(綾部瑞穂先生がコミック化されています)、ルキアとハントが主人公の『月明かりの誘惑』(牧あけみ先生がコミック化されています)の続編です。また、作中で言及されているアレックスとアイアンシーは津寺里可子先生がコミック化された『プリンスと水の精』の主人公カップルで、関連作は他にも一杯あります。話の内容ですが、契約結婚から真実の愛へ、という流れ自体は王道とはいえ悪くはないのですが、ちょっと全体的に描き方が平板で引っ掛かりが余りなくて残念でした。終盤の締めくくりも唐突でしたし、もう少し溜めの部分が欲しかったです。

「孤独なプリンス」「月明かりの誘惑」の関連作品ですね。ヒロインは親友の最後の言葉を守ろうとマイケルを自分の子供と偽り育てているところに親友の兄であるヒーローがやってきて、犯罪者呼ばわりした挙句マイケルのために自分と結婚しろと。ここからハッピーエンドまで、まぁありがちな展開でした。

ダキア王国関連作品の１つです。とても真っ直ぐなヒロインと、拗らせヒーロー。ヒーローを拒むヒロインが素敵です。

お兄さん、全然冷たくなかった・・・ちょっと拍子抜け！！

山もなく谷もなくっていう感じかな…悪い人も出てこなくて、ヒーローも人を愛せないって言ってるのにすんなり愛せる人になっちゃうし…全体的にサラッとしてました。

HQは本当に子供が愛のキューピットになりますね。そして、殆どのヒロインが真の愛を欲しがります。偽装や政略結婚でもハーピーエンドになれるのでHQが好きです。

両親を見ていて愛を信じられない上に、甥っ子をとられた復讐で偽装結婚まで考えたヒーローが、ヒロインを愛してるって言っても信じられないわ。絵は綺麗で色気もあって好きです。

結局、弟か妹はできたの？ そこまで、見たかったです〜(^o^)　

ずいぶんと二人とも拗れた正確ですねー。しかも、自分の気持ちに気付くのが遅かったり、愛している気持ちを隠そうとして攻撃的に傷つける言葉を言うとか、10代か？友達の子供を苦労して育てられるのも現実離れしている、良い話ですが。

愛を信じないヒーローがヒロインの心優しさに惹かれていくストーリー。嫌な人が出でこないので気持ちよく読めました。