話は王道。ヒロインの父はどうしようもなかったけど、弟は何倍も救いようのない奴だった。ヒロインもかなりドジだし…。ヒーローが一番まともで、迷惑かけられて気の毒な気さえした。惚れた弱みかな。最後、弟はあれでいいの？とそこだけはモヤモヤが残った。今後も迷惑かけそう。

　悪魔なのはヒロインの家族の方なのでは・・・。悪魔って言うか疫病神？特に弟。弟はかなりやばい。　後半すこしミステリーっぽくなって冷や冷や。何か裏があったりするのかな？って。杞憂だったけど。　でも結構ドキドキハラハラ読めて、ヒロインも可愛いしよい１冊でした。

ヒーローが一途でかっこよくて、ヒロインが可愛くて主人公2人がとても良いです。

心が広く一途な想いを持っているヒーローがかっこいい。

いかにもハーレクインな内容。悪魔と呼ばれるヒーローと、家族のために仕方なく結婚するヒロイン。でも、ヒーローは思ったよりずっと真面目で優しく甘々（全然悪魔じゃない）。ヒロインの方は思ったより結構たくましい感じ。読んでてイライラすることもなく、ハッピーエンドを素直によかったねって思えました。弟、ちょっとは反省しろ！

ヒロインの父、弟、どうしようもなくバカな家族の為に人生を振り回されて気の毒だと思いながらもHQの作品にこの手のストーリーは多いですよね。またヒロイン自身も世の中を知らなすぎで、でも大抵のHQのヒロインは美しくヒーローに愛されるので幸せだと思いました。最後にヒロインが弟に対して正当な考えをしたのは他のヒロインよりもまともでした。

どう考えても悪魔はヒロインの弟と父親。ヒーローはかっこいいというよりはかわいかったです。

大好きなイラストで、ストーリーもワクワクする展開であっという間に読んでしまいました。

本物のマフィア(ヤクザ)は、辛いところから這い上がってきた根性を優しさや強さに変換させ、非情になるいっぽうで情に厚く純情だったりする。そんなヒーローだったら惚れてしまうでしょう。

HQなんですよね。とてもほのぼのした幸せな感じは岸田先生の作品だからでしょうか？物語りは終わりだけど続きが読みたくなるような作品で満足です。