レビュー一覧

懐かしく読ませていただきました。ちょっとした思い込みからの気持ちの変化することは、今も昔も変わらないものなんだなぁと思います。

この本を読んで、今はいい時代になったなあと思います。最近のもんでん作品にはないほのぼの恋愛物語です。

もんでんさんは「雪人」で知りました。こちらの短編集も期待しましたが、短編だからなのか盛り上がりに欠ける作品ばかりでした。絵も初期の作品なのか「雪人」ほど丁寧ではなかったし、48時間で３チケは少し高い気がしましたが、48時間があっただけ良かったかなと思ってます。

青春に傷はつきもの。避けられない以上、傷を塞ぐ絆創膏は必需品ですね。

作者買いでしたが、昔からもんでん先生の描く男性は一途で格好良いです。懐かしく楽しく読めました。

レディコミに分類されてますが、舞台が学校なこともあり、爽やかで純な気持ちのやり取りが描写されています。エロスやら暴力やら、人間の深くて暗い部分を扱ったもんでん作品も好きですが、この少女マンガ的な恋愛も悪くない。作風幅広いんだなぁとますますファンになりました。

作者買いです。昔風の絵柄ですがそれがいいんですよね。表題の作品が好きです。

こういうのを、運命の赤い糸っていうのかな？って思いながら、私にもそんなのがあったらなって思いました。

拓ちゃんはどうしてサッカーやめたの、懐かしいけどもどかしい思いのサキ。サキ先生に告白する勇太くん。国枝君と付き合いながらも勇太が気になる菜美。ドロドロするかと思えばそうでもなくていい感じの青春恋愛ドラマでした。後の2作は、結婚が決まり、彼の両親との付き合いかたや、結婚の準備で疲れちゃって喧嘩してしまうお話と、プロポーズされたけど、返事をする前に彼の適性を見極めたい慎重な女子のお話。