レビュー一覧

ダークな作品はとことんダークに。好きです！

作者さんの描く闇が結構好きなんですが、今作はちょっと物足りなかったかも。それでも結構、晃成さんは病んでるし、おっかない過去もあるんですけどね。昴くんがイイ子なので、そこで救われてる感じ。昴くんも罪を背負いますけど、一応ハピエンの括りかな？。同録で「薔薇と〜」に入ってた読み切り（トライアングル）の番外編が明るくて楽しかったです。あのヤッちゃった子供とのその後が気になってたんですよね。

闇深めで最後までスッキリすることはなかったです。後半一気に二人の関係性が甘いものに変わったけど、その過程をもう少し詳しく読みたかったなと思いました。

ものすごくある意味他にはいないお似合いのカップルでした。

「オレの嫌いなヤンキー」が面白くて、絵も好きなのでこちらも購入してみました。けど、うーん…。何か微妙。病み系も好きな私としては、サイコパスにしては人間味が有りすぎ？動くな声出すなって割には、最初から普通に声出し許してるし。他人の手料理食べれるとか、誉めるとか。中途半端かな。でも絵は本当に好きです！

作者買いて言うのと、薔薇とヘドロの短編に入っている話が好きで購入しました。短編の話ももちろん良かったですが、表題作も私は好きだなと思いました。

おかんとその愛人はムカつくけど受けがとにかく健気。攻めは心が壊れてる感じ。病んでる世界ってのは共通かもしれないけど作者さんの前作、薔薇とヘドロよりは読後感はよかったです。

今作も攻めの病み感が良かったです。この病み感も最高ですが、これから二人でいることで明るい未来へ進むところも読んでみたいです。

絵もキレイで、おはなしもまあまあ面白かったです。

好きです。ストーリーもきちんと作られていて、攻めも受けも傷を持ちながら一緒に過ごしていく。ラスト的に個人的には続きが読みたい。