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レビュー一覧

小説・実用書『パブリックスクール ―ロンドンの蜜月―』

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総合評価
5点
4.7
(80)
5点 5 59
4点 4 15
3点 3 5
2点 2 1
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2020-02-16
評価点
5
魚雪さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
4ヶ月連続刊行の1冊めとなる本作は待ちに待ったパブリックの新作です!「群れを出た小鳥」で学芸員の及川のニチャァァっぷりにうんざりしたもんですが舞台をイギリスに変えてもそんなやつらがてんこもり登場します。ずーっとレイのままならないお仕事ターンで苦しい苦しい。国民性とか共感できる部分はあるものの、もうレイあんたそういうとこだぞってかんじで半ばあきれちゃったりする。そんなレイを影に日向に支えるエドが甘い。ジョーク混じりに尽くしてくれる姿はいじらしくもある、、けど、やっぱり「なんだそれは!どこのどいつだ!」とキシャーーンとやきもちばりばりなエドももうちょっと見たかったような(笑)そんなふたりを理解してくれるギルをはじめとするお馴染みメンバーも登場してくれてこれはうれしい。。レイの成長記であり、デミアンの成長記でもある本作。ちょっとツンデレで繊細で、彼のかわいらしさ全開でした。一歩踏み出す展開に胸が熱くなりました。。個人的には挫折した元アーティスト、ブライトの今後も読んでみたいな。4月にまたパブリックの新作が刊行されるとのこと。楽しみに待ちたいと思います!このレビュー何回も書き直してしまった。ひとりでも多くのひとに読んでほしい!
2020-02-14
評価点
5
エスさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
待っていました!レイとエドのパブリックスクール!パブリックスクールと言えばレイとエドです。今作も良くも悪くも英国らしさが描かれています。それでもエドの愛情とパブリックスクールの仲間たちに支えられてレイは自分の進む道と信じる道を歩みます。エドがレイへの愛情を隠さず示す様子は王たる者らしさですが、自分の愛と力を利用してくれないレイに寂しさを感じているエドの気持ちを理解するのがギルというのもいいです。うん、やっぱりパブリックスクールシリーズはこうでなくちゃ!
2020-02-25
評価点
5
どんぶりさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
アート業界や権力に、苦悩し問いかけ、答えを出す姿にとても触発されました。4月の新刊も楽しみです。
2020-02-17
評価点
5
みみさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
もちろん大満足の面白さでしたが、短編でもいいので本当に蜜月なだけの礼とエドのお話を読みたいと思いました。
2020-02-15
評価点
5
テオさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
パブリックスクール エドと礼の物語の4冊目。作者さんの後書きにもありますが、タイトルの“蜜月”から ようやく一緒に暮らし始めた二人のさぞ甘い生活が繰り広げられるのだろうなと思っていたら、良い意味で裏切られました。イギリスでエドと共に暮らしていく事を選んだ礼が、改めて「何も持っていない」マイノリティとして生きていく事の現実。庇護されるのではなく、パートナーとして彼と対等な立場で在りたいと願う礼が、余りにも強大なエドの力とそのフィルターを通してしか自分を見てもらえないという葛藤に苦しみます。デミアンという稀有なアーティストの存在もあって、苦悩と葛藤を繰り返しながら成長していく礼の姿が非常に丁寧に描かれていて素晴らしかったです。私自身、日本国外でアートに関わる仕事をしており、何だかとても身につまされました。その一方で愛する礼を守るためには自分の持つ全ての力を使っても構わないという絶対的王者のエド。再会しての7日間の夢のような二人きりの時間…「本当ならずっと閉じ込めておきたい」という想いを抑えて、ピンチ時にも礼自身が助けを求めるまで動こうとしません。力を持っているが故に、その強さで礼の気持ちを踏みつけ傷付けてしまう事を怖れているのですね。パプリックスクール時代、あんなに尊大で俺様だったエドがこんなに素敵な大人になっている…(しみじみ)この世で一番愛する人に頼ってもらえない辛さ… 礼がエドの苦しみを理解出来た事で、二人の絆もこれまで以上に深まった事でしょう。(旧友たちの何と頼りになる事よ…特にギル GJ!)『お仕事BL』と言ってもいいくらいギャラリーを中心としたアート業界が扱われていて読み応えたっぷりでした。さあ、寝不足覚悟でまた1巻から読みなおしです。
2020-05-27
評価点
5
ええやんさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
一体どこに”蜜月”が・・・!?今回も見事に裏切られました(T_T)。もちろん4冊の中で1番エドとの関係が良好ではあったけど、この1冊は恋愛小説というより礼のお仕事小説でした。もちろん大好物な話ですけども!同時にこれまでの大きな力を持つがゆえのエドの苦しみ、葛藤、努力を理解できた1冊でしたー。できれば掌編でもいいからエド目線の話も読みたかった〜。
2020-08-03
評価点
4
匿名さん
Renta!で購入済み
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シリーズ買いです。本作ではデミアンをただただ抱きしめたいという気持ちで堪らなくなりました。デミアンが解放されていく様子がとても優しく描かれており、1作目でオーランドがレイに語った「杖」の話が生きていてとても印象的でした。
2021-07-24
評価点
3
藤さん
Renta!で購入済み
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今作はあまりハマらなかったです。恋人以外に対して愛してるを連呼していたり、証拠を持っているのに断罪しないのは結局礼のエゴでは?被害者の意見より自分の意見を優先してしまうのか....。など考え出すと不快感が付き纏ってきて集中出来ませんでした。最後のイチャイチャは凄く良かったですが、やっぱりヒューマンドラマよりもBLが読みたかったなと思ってしまいました。
2020-08-22
評価点
5
tomoさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
大好きなシリーズです。今回もエドの王様ぶりとレイに対する執着がハンパないです。傲慢で不遜なエドがレイにだけは嫌われたくなくて慎重に臆病になる所が萌です。続編希望します。しかし、レイはどんどん味方を増やしてますねー。
2020-04-06
評価点
5
らすかるさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
BLとしての萌えどころも押さえつつ、小説としてもしっかりがっつり読めました。すごい満足感。でも、まだこのシリーズを読んでいたい……スピンオフでデミアンとかロブとかのロンドンアート編とか読んでみたいです。よろしくお願いします!