レビュー一覧

同じ様な内容の心理描写が延々と書かれているので、最初は面白かったのですが巻を追うごとに、ちょっとしつこいなと感じました。イラストは下手なので必要ないと感じました。いろいろ批判を書いてしまいましたが、よく出来た小説なので借りる価値はあると思います。

レビューを読むまでは避けていました。いくら小説とは云え表紙の絵が耐えられない（苦笑）内容紹介を読む限りでは壮絶なる美人な佐和起が全然美人じゃないし、周平も30代半ばには全く見えない。色事師と云われている風な色気もへったくれもないじゃん！と思っていたから。でもサンプルを読んでレビューを読めば読んで損はないと思ったので、読み始めたら面白い。もう止まらず新装版2冊の後、6まで一気に借りて読みました！3から挿絵が入ったりしているのが玉に瑕。もうやまねあやのさんか、扇ゆずはさんが描いてくれていればいいのに…と半ば妄想（爆）しながら読んだぐらいです。人間関係が確り書かれていて、周囲の人間の心理描写も巧い。まだ拙い部分は感じられるけど全体的にバランス良く書かれている作品です。普通の極道ものとは違って心理描写や駆け引き部分が面白いなって思いました。傾倒は違えど心理描写を丁寧に書かれているのは、 榎田尤利先生の交渉人シリーズを思い出させます（笑）作者さんの話では次の7巻で第一部が完了とのこと。佐和紀の出生の秘密にも迫りつつあるのと、周平と佐和紀がこの先別々の道を歩むのかも…的な流れに持って行かれて、7巻が早く読みたいような読みたくないような…。唯、いくら美人すぎるからって20代後半まで処女と童貞だったことの顛末がちょっと弱い気もしたようなしないような…。小説そのものは評価は★5ですが、新装版であろうとそうでなかろうと、挿絵と表紙がどうにも耐えられないので、その部分でマイナス1です。

一気に4巻まで読みました。面白かったです！悪評のイラストが気にならないくらい面白かった！周平がどこから佐和紀の事を好きになり始めたのか、ちょっと分かりにくいのが残念。1，2巻ではまだしっくりしなかった二人の関係ですが、3巻以降は二人のいちゃいちゃぶりを読みながらニヤニヤが止まらなかったです。世話役3人を含め周りの男達が和佐紀にメロメロで、それに嫉妬する周平というのが好きです。作家さんがサイトで番外編のUPをされてまね。それを読みつつ、次作が出るのを心待ちにしている今日この頃です。

３巻まで一気に読みました。後書きで気付きましたが、大分昔にサイトでこの作者さんの作品を読んだことがあります。その頃から面白い小説を書いていらっしゃって、ああ、やはりプロになられたんだなと。この方の作品は主役の二人はもちろんですが脇役が素敵なんですよね。この小説では舎弟3人や兄貴分などがそうで、やたらと暑苦しく、愛くるしいです。だからか、切なさはそれほどなかったように思いますが、エロさは巻を追うごとにやってきます。しかもこっちのツボを押さえて。あと、主人公の佐和紀の美人度はかなりのもので、その表現の仕方がとても上手です。読み手をグイグイ惚れさせますので、5チケ6チケ出しても一度読んでみる価値はあります。余談ですが、この方の他の小説、DSシリーズもオススメです。好きな受けがここに。

新装版が出たので(紙媒体の方の桜井レイコさんの絵がのが作品イメージとは合ってますが)即効で大人買いです。ずっと読みたくて万を時しての読破です(笑)結論として★が足りません。全キャラが良くも悪くも味があって魅力的、中でもやっぱり周平の千人斬りエロ大王っぷりは不動でしょうか(笑)愛して信じた相手に手酷く捨てられもお愛に意味も興味もなかったところに無自覚フェロモン(垂れ流し)女王でド直球で凶暴なわりに案外寂しがりやな乙女だったりする佐和紀に出会ってそのギャップと男前さ加減に絆されて自分の中の温かい面が死んでいなかったことに驚く、みたいな。言っちゃえば、感情が歪んじゃった遊び人と純情無垢で恋知らずのエロい純愛ですよねー！佐和紀の可愛い魔性っぷりには舎弟三羽烏や岡崎のように私もうっかりヤられました(笑)早く続き読みたい。

巻が進む毎にキャラ達が魅力的になり良かったです。受けのいじらしさも攻めの包容力も、描写がよかったので切なくて泣けました。表紙がイマイチ好みでないと言うレビューを見かけましたが、文章表現でイメージして読んだので、私は気にならなずに読み進める事が出来ました。

この作家さんのはこれで２作品目ですが、本当に場の雰囲気や人の心理描写に長けてる作家さんです。レビュ－の通りHは少ないかも知れないけど私には露骨にHばかりの話よりも物語に流れている二人の感じてるものがそのまま伝わって来てどんなエロい小説よりもエロくもどかしく、、、って感じです＾＾；攻めや受けのキャラも私にはど真ん中ストライクで特に前作（夜明け前まで）の時も思いましたが、攻めのキャラ作りは抜群だと思います。そして挿絵なんですが、、、描いた方には申し訳ないですが５～６０年前の昭和の時代の下手な絵を見てるような感じで本当に残念でした。せっかく頭の中で描いた攻めの表情や受けの顔が一瞬にして台無しになっってしまうのは読み手としてはかなりショックです。（苦笑）＾＾；幸いに挿絵は少なめで前のぺージで次に挿絵だなって気づくので心の準備をして早めの２回クリックでなるべく見ないようには出来ますが。（描いた方、本当にごめんなさい）挿絵の事で少しマイナスになっても十分読む価値はありだと思う作品です。★★★★★に申し分ないです。

面白かったです。キャラクターがみんな魅力的で一気に四冊読みました。短編集に出てくる田辺は、「インテリヤクザと甘い～」（タイトル、裏覚えです。すみません(^_^;)）でスピンアウトがありますよ。

新装版を待っていればきっと書き下ろしも同じチケで読めるんだろうけど、じっと待てなくて、続きを一気に読みふけってしまった。シンの死亡フラグがとっても気になる。第二部も勢いつけて読んでしまいそうです。

仁義なき嫁、続編です。嫁、だんだん成長してきます。嫁としても人としても。奥が深いお話で、楽しみつつも、考えさせられながら読み進めています。