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レビュー一覧

総合評価
5点
4.2
(85)
5点 5 42
4点 4 25
3点 3 15
2点 2 2
1点 1 1

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2020-02-12
評価点
5
魚雪さん
Renta!で購入済み
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なんてかっこいい表紙なんでしょう。でもお話はむずかしいです。なにを言っても陳腐になりそう。なので、一読目は「これは伏線だろうか」とか考えたりしないで感覚的に読むことをオススメします。考えてもわかんないから。そして書き下ろしの第0話で深まる謎。蛇足ですらあるのかも。でもいらないって言えない、西田さんが描いたものだから。もうラーメン食って踊るしかない。。
2020-02-12
評価点
4
ののさん
Renta!で購入済み
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作者買い。いやー、難解。紹介文にあるようなストーリーなんですが、アイデンティティの確立を希求するふたりが生と死が隣り合わせの紛争地で(紡ぐというより)もつれ合うお話で、さらにファンタジー要素が話を情熱的にし、難解にしてもいます。しかしこれもまた人の感情に焦点を当てた、作者様ならではのラブストーリーであることは間違いないです。これが最後の商業作品かもしれないとの作者様の発言に心臓がつぶれそうだったんですが、現時点では次回作の予定もあるようですし、今作にも描かずにはいられないパッションをやっぱり感じるんです。読むたびに少し違うことを感じる作品かもしれないなと思うので、何度か読みたいと思っています。
2020-02-13
評価点
5
sakanaさん
Renta!で購入済み
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作者買い。しかしながら、いつものつもりで読み始めたら…難解。非常〜に難解。ラストをどう読み取ったらいいんだろう…。作者様のツイッターには「ハッピーエンドを目指しました」ってあるんですよね。その言葉をそのまま素直に受け取って、作中マエダが夢で見たような日本で新たな生活を二人で始める未来…であるのか。それとも、作中で「死で終わる物語こそがハッピーエンドだ」と語ったジョンが、その矜持を貫いて死を迎えたことをハッピーエンドとするラストなのか。それとも他の解釈なのか。うーん、分からない、難しい…。ただ分かるのは、極限の状況下にある二人がただただお互いの命を思い、愛し合っていたこと。幾つもの解釈があって良いという作品なのだと思いますが、私としては二人が幸せなハッピーエンドを選びたい。0話で描かれていたように、出会う前から魂が呼び合っていた二人だったと思いたい。また、戦場という状況でありながら、本作品で描かれているのは、これまでの作者様の作品と同様、男たちの可愛さと哀しさ。読んでいて訳もなく目頭が熱くなって仕方がなかったです。BANANA FISHを彷彿させられたなあ。この作品を最後に漫画家をやめるなんて言わないで(漫画の道具も捨てないでー!)、これからも沢山の作品を私たちに届け続けてくれることを願ってやみません。
2020-02-12
評価点
4
tomさん
Renta!で購入済み
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作者のファン。これで引退されると耳にしました。もっともっとオリジナリティ溢れる漫画を描いていただきたい。わたしは西田先生の作品と男達が好きです。
2020-02-17
評価点
5
kanakoさん
Renta!で購入済み
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面白かったー!描き下ろしのゼロ話でジョンのことを教授と慕っていた青年が、ナンの若い頃なのかな?軍人で厳格な父親に育てられたジョンは自分も軍人になって、セクシャリティへの疑問を持ちつつ国家の安定のために軍人としてのキャリアを積んでいたけれども、父親が愛人に殺されたり、妻子持ちの上司に誘惑されたりしたことで、子どもの頃から胸に抱いていた「良き父親」の理想像(自分の生き方を抑圧していた壁)を破壊されてしまった。軍人を退役して、好きだった文学の道に進み直して大学で文学を教える教授になったけれども(ナンはこの時の教え子)、独裁政権の台頭によって、リベラル派有識者のジョンは教授の地位を追放されて図書館勤務に回された。(村上春樹や夏目漱石はこの頃に読んだ。)その後、独裁政権の力がますます強まる中で、結婚して子供も生まれ光の中を歩いていたはずの優しいナンが、兄を殺されたことで反政府軍に入ったのをきっかけに、ジョンも元軍人の才能と人脈を発揮して反政府軍に加担するようになった。年齢の表現は、本人の生の実感と連動していて、ジョンだけでなくマエダの顔も老けたり若返ったりしている。(ここのところに注目してあと100回読み直したい。)マエダの才能は、ジョンを命がけで守り、愛する力。過去への呼びかけ(0話)も、念力も。それこそがロマンティック。中立の軍隊に助けられたあと、2人はどうするか?マエダが見たジョンの日本亡命の夢は、予知夢なのか?予知夢ではないと思う。表紙の2人は、反政府軍の旗のもとに抱擁を交わしている。2人はレンのような子どものために政府と戦って、ララのような女性に殺されておそらく死ぬ。しかしマエダは笑顔で死ぬだろう。
2020-02-13
評価点
5
りりかままさん
Renta!で購入済み
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西田センセの作品には、いつも人生の、すべてがある。哀しみ、喜び、あきらめ、再生、運命…。このお話は、それの集大成かと。戦禍の血をその身に浴びて若返る、男。その男を助けるためにだけ不思議な力を発揮する前田。ぐるぐると変わる戦場下、二人の運命。ラストは読み手に委ねられて。西田センセ、やめるなんて言わないで。ゆっくりでいいから、馬鹿だけど、惚れ惚れするいいおとこのお話描いてください。いつまでも待ってます。
2020-02-13
評価点
5
あとさん
Renta!で購入済み
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作者買いです。一筋縄ではいかない作品です。あらゆる場面に伏せんが引かれており、気を抜くと「えっ?」となってしまいます。極限状態の戦場で たまたま出逢ってしまったマエダとジョン。息も吐かせぬ展開にハラハラです。後半、ラストに向けてのどんでん返しに作者の「罠」を感じました。2の扉絵で、ジョンの墓の前でライフル銃を持つマエダの姿はなにを意味するのか…結局、ジョンとは何者だったのか…。読む者を不思議な世界へと誘います。文句なしの星5です。
2020-03-13
評価点
5
momosanさん
Renta!で購入済み
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何の因果か、今日はピンクフロイドを聴きながらここへ辿り着きました。結果的にベストな選曲となりました。しかし新刊だぁ!と喜んだのも束の間、ほかの方のレビューを読んだら引退宣言ですと?いやまたそんな…この作品を読む限り、うおぉ西田センセここからまた本領発揮か!凄い人だ!と奮い立ったんですけども。私もラーメン喰って踊るか。これの前の作品もちょっと目晦ましに逢ったような感じでしたよね。不思議な夢のような…。もう少しだけでも良いので描いて(同人でなくオフィシャルで)発表してほしい。ジャンル「おじさん」の本当の最高峰の意味を今よりももっと多くの読者に解ってほしいんです。
2020-02-12
評価点
3
ギトラスクさん
Renta!で購入済み
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どうしよう、一回読んだだけじゃ、理解できない。ジョンは本当に吸血鬼だったんでしょうか?要は能力者だったんでしょうか??それよりなにより、結末はどうなったんでしょうか?何回か読み返さないと、わかんないです。
2020-06-19
評価点
5
okkoさん
Renta!で購入済み
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皆さんレビューでおっしゃられているように非常に難解です。2〜3回は熟読して皆さんのレビューをまた読み直して、再度読んで少し思ったのはやはり前田さんの超能力こそがジョンを若返らせているということなのでは。二人が出会う為に。それがロマンチックということなのでは?ハッピーエンドというならやはりこの後は二人して生き続けてほしい。共に歳をとっていってほしい。