レビュー一覧

レビューでそんなにだったので期待せず読みましたが、和風ファンタジーで、過去の覡と鬼神のプラトニックな恋に萌えました。渚の正体は簡単に推測出来ちゃうのですが、すぐには2人とも分からないのが良かったです。攻めは覡に未練はないと言いながら明らかに千年引きずっていて、もはや諦観の極地に至っている状態での渚との出会いは、ほんと奇跡。ちなみに攻めの友人の玄月がめちゃいい奴。骨董品の世界、馴染みがなかったけれど面白かったので、おすすめ。しかもキャンペーンだったので満足の星5。

天界を追放されて八百年、再会できたニ人が相手を認識するまで長かったけれど、後半怒濤の展開。全て収まる所にでお幸せにです。

文も読みやすく面白く読ませていただきました。少し先が読みやすくて、、そこが残念。

あら？このお話しって何だったの？と、なりました。ちょっと肩透かしな気がしてしまい私には合いませんでした。

この作者様の和ファンタジーは静謐でありながら厚く太い芯があるところが好きです。よく練りこまれているなあと感心しましたが、少し端折ってしまったかなと思うところもありました。次作に期待です。

イラストが大好きな小山田あみ先生だったので読みましたが、最後が駆け足でまとめられたって感じで、渚が消えてしまったみたいです。48時間で充分だと思いました。

ちょっとばかり説明臭い展開もありますが、面白い設定だし楽しめました。続きも不可能では無いと思うので、続編も有りかもですね。

受けに800年前の記憶が蘇ったら現世で古美術商として生きる渚としての人格がなくなってしまったみたいだったのが残念でした。

すぐ気づきやろー!ともいつつも再会できて良かったです。

前半から興味深く読み入って、骨董品などが詳しく出てくるし、奥深いなと感心しました。でも肝心のストーリーの方が、気が遠く成る程時を掛けて邂逅した割りにはあっさり纏まって、物足りない様な読後感でした。設定とか世界観とか、登場人物も個性的で面白かっただけに、残念です。