作者買いです。どこらへんがファンタジーなのかと思ってましたが、現代が舞台で下巻にファンタジーが入ってきます（上巻冒頭もそうですが）メリバと言う人もいそうですが、バッドエンドではないでしょうか？永遠に結ばれることはない終わり方です。ついでにいうと、死にネタでもあるのでだめな方は避けてください。私は苦手でしたがサンプルまで読んでもそこまではわからないのでレンタしてしまいました。見た目が変わるという設定もちょっと混乱してしまうかもしれません。（救いはなしで）死を引き換えに…というお話がだめな方にはお勧めできません。誰も結ばれることはないのでお気をつけください。

切なすぎます。まさかの、最後で切なすぎます。幸せになった途端の落ち具合…しかも、待っているのが…プレゼントの夢が覚めないで欲しいと思ってしまいました。

作者買いです。お節介な攻めと過去に闇を持つ受けのお話でした。ファンタジーだけど、要素は後半だけでした。ハッピーエンドではなく、最後まで翼が可哀想すぎて。。時間が戻った時は泣いてしまいました。。救われたのはいおりが祈りさんと付き合ってない事くらい。。話はすごく面白くて引き込まれましたが、最後に翼の救済があって欲しかった、、書き下ろしが余計に辛いわ。受けの過去が痛々しいので、痛いの苦手な方にはおすすめしないです。

これは泣かずにはいられない作品です。まず初めに言っておくと、この作品は試し読みの内容ではこの作品がどういうのかは全然分からないと思います。いきなり暴力的はシーンがあって混乱すると思います。そしていきなり出てきた何やら親しげにしてくる性格悪そうな男にも。だけどこの作品は下まで読んで始めて初めのシーンの意味が分かります。そしてそのシーンはこの作品の中で一番切なくて悲しい重要なシーンだと私は思っています。私がこの作品を買うキッカケになったのは皆さんのレビューです。試し読みで判断しないでレビューも見て買うか判断して欲しい作品です。上は割とあっさりと読めます。それに対して下は涙無しでは読めません。攻めに健気で生い立ちにより暴力的になってしまった受けですが実はとても優しい子で、だけど大切な人のためならすぐ自分を犠牲にしてしまうような可哀想な子なんです。読んでいて辛いけど私はいい買い物をしたと思います。

久々に魂が揺さぶられました。面白かったです。1回読んだだけでは、内容が完全に理解出来なくて、2回読んだのですが、1回目も2回目も涙が溢れ出てきました。意味がよく理解出来ない序盤の始まり方…。リアルな話かと思いきや、終盤に急に入ってくるファンタジー…。そして話が進むにつれて見えてくる、理解出来なかった序盤のストーリー。唐突感があるお話は苦手なのに、その展開にシビれてしまいました。沢山BLを読んで来ましたが、その中でも1番の不憫健気受けだと思います。だって現在進行形での不憫健気受け…。あと、ハッピーエンド、バットエンドと言い切れるお話ではない…と私は感じました。だって現在進行形の終わり方だから。今は辛い状況だけど、希望が全然ない訳ではない。しかも10年はのりきった！ あと20年のりきった後、翼はどうなるのか？詳しい説明は有りませんでしたが、サブローと遍の存在を見る限り、20年後、もしくは死後の2人の姿を想像する余地は残っている…と思いました。 サブローの「…本当でっちん、昔の俺にそっくり」の台詞が気になりました。サブローと遍でスピンオフがあるのかな???

小さな幸せのあとにくる冷たくおおきな仕打ち。今までのことが全て失くなるくらいな幸せは時に残酷です。二人が幸せに包まれるのはあの世かこの世か？！悲しさに打ちのめされてしまう人は上巻のみを読んで下さい！下巻は二人が心配な人は読んで下さい。二人の幸せの答えを確かめて！

シリアスな闇・病み系メリバのBLに慣れている私にとっては，この作品は意外にも優しい終わり方なんじゃないかと思いました。もちろんハッピーエンドではないけれど，読後感悪くないし，苦くない。少しばかり未来に賭けられる終わり方でないか？契約満了期のクリスマスプレゼントはなんだろう？犯罪がらみの壮絶な子ども時代を過ごしているにもかかわらず，暴力的なところはあるけれど，人を想う心がまったく歪んでいない翼。セリフの伏線がいっぱいです。「いってらっしゃい」と「おかえり」「ただいま」が繋がったときの翼の静かな悲し気な微笑にさすがにウルっと来ました。あと，桜の花びらを効果的に使っています。やっぱり日本人ですかねー「桜」っていういうだけでいろいろ暗喩するものもあるし，琴線に響きますね。サンタクロースより効いているような気がします。サブローと遍のスピンオフで，内容補完してほしいなー

まど○ギみたいな話だなと思いました。そちらと違うのは主人公がこの立場を完全には受け入れていないということで、そこが話の結末にモヤッとするところだと思います。

読み終わって、ずっと考えている事ある。翼が30年サンタの役目を終えたらどうなるの？翼は消滅？人間に戻れないけど、イオリのそばに戻れるの？もちろん、そばにいたって翼の記憶はないから元には戻れないけど、イオリは、翼の事を、何か懐かしくて引っかかるものを感じている気がするんですよね。十年後のお話ではピアスを大事に箱にしまっていたし。それにサブローの説明では30年後、役目を終えたらどうなるか説明がなかったよね。気になって気になって…先生30年後の二人の事を描いてほしいな…これではあまりにも翼とイオリがかわいそ過ぎる(泣)

上巻の冒頭だけでは意味不明・・上巻全部読んでも冒頭には結び付きませんでした。途中、冒頭の部分を忘れるくらいです。子供のころから不幸な翼とお人好しの五百利のかわいい恋のお話なって思っちゃうほどでした。下巻に入ってもしばらくはかわいくてホント幸せそう。でも、後半はダークファンタジーですね。。神様？は意地悪です。翼は根は良い子なのでどれを選ぶかなんてわかり切ったツライ選択でした。ここまで読んでやっと冒頭の意味が分かってきます。ツライ、ツラ過ぎる。。ハッピーエンドではないでしょう。でも、五百利の想いがほんの少し救いです。10年ではなく、30年先で見たかったな〜翼に幸せな夢ではなくホントの幸せをもっと欲しかった(ノД`)・゜・。