レビュー一覧

ヒロインは、この強情でヘタレなヒーローのどこが良かったのか？　あ、プラス後ろ向きで考え無しなとこもあるな。マイナスしかないヒーロー・・・顔だけヒーロー？　前向きで強いヒロインは母親で、愛されて育ったから強い女性だけれども、それならヒーローだって愛された子供だったのに、どんだけメンタル弱いのって話・・・もう常に後ろ向き。強情なほど後ろ向き。こんな強情なヘタレ、放置したらいいのにって思うくらいの後ろ向き。そんなヒーローがいいなんて、もうヒロインも強情だね。意地か。意地なのか。そう思うと、割れ鍋に綴じ蓋かなー。

ヒロインの気持ちもヒーローの気持ちも理解できとても素敵なお話しでした。小説ならではの奇跡、うんいいです！

ヒロインが強いです。ヒーローの心の内もよく解る。軽い病気ではありません。でもこの二人なら乗り越えていく。そう思わせるヒロインです。

泣ける！とにかくこんな可哀想なヒーローは見たことない！テーマは愛と死。愛が死を乗り越えられるのかの葛藤です。作者が医療に詳しいため死の扱いがとてつもなく重く感じられました。最後2人は死を克服して結ばれます。この先も死に襲われる可能性はあるけどこの2人なら乗り越えられる絆が出来たと思います。

ベンに傷つけられてもエミリーの一途な愛に心打たれました。ベンの話すフランス語がとてもロマンチックでした。エミリーとベンのお互いの気持ちが確かでも病気という難題がありましたが，本人達だけではなくエミリーの両親や診療所の友人達のあたたかい支援があったこともあり，読み終わったあとは気持ちがほっこりしました。