レビュー一覧

前作に続き、一巻二巻からは考えもつかないほどの非日常感満載の献立が並んでいて、最後にあった「連載五年」という言葉に矢折れ弾尽きた結果かとある意味納得。そしてこの現状にがっかりしているのは私だけではないことは、レビューの数がだんだんと減っていることが物語っている。確かに漫画としては悪くないのだが、千円という価格に中身が釣り合っているかといえば否である。このシリーズによって学んだことは、器で魅せることまでも料理、という概念だが、そこらの料亭では出てこないような骨董に盛られて語られても「あたりまえ」では無さすぎて白ける。以上のことから、よしながふみ先生の某漫画が、長きの連載にも関わらず一般的庶民の家庭料理の範疇から逸脱することのないことは偉大な事実といえよう。日常的に自炊する人間が入手のしやすさと価格を勘案した結果のごく当たり前の献立を、そこらの器に盛って美味しく魅せるということこそが「あたりまえのぜひたく」なのだ。それを求める読者の多さは、レビューの数々が実証している。既刊の本作を以て、私もこのシリーズを卒業する。

きくち正太先生、いつも作品で美味しい和食をご紹介くださり、有り難うございます。ただ、その作品のどれもがこだわりのある、手のかかるものなので、わたしには作るのに無理があります。読んで楽しみます。

当たり前のことは当たり前じゃないことに改めて気付かされました

あたりまえに感じている事が贅沢な事なんだよね

今回もおいしそうなお料理ばかり。自家製いくらの醤油漬けは、ぜひ真似したいけど本物の塩糀がないのがネック。

ハンバーグソースにトマトがいっぱいで、美味しそうでした。

一大ブームになった塩こうじ、今さら糀塩と呼び名を変えようとされても呼ぶ気はありませんが愛用してます

おいしそうな食べ物が沢山登場して、読んでいるとお腹が空いてきました。面白いと思います。

　きくち先生のこのシリーズ毎回購入しています！いつも作っている料理も、手間のかけ方の差でこんなに美味しくなるんだ、といつも楽しみにしています。

毎回、丁寧に料理をされていて、この作者さんの本を読むと自分も頑張って作ろう！とモチベーションが下がります。