初めての作者様です。　レビューを見て、ヤバいもの見たさで購入しましたが…私が異常なんでしょうか？物足りないくらい普通だな、と。２つのお話が入っていて、どちらも好きな相手に対して狂気的な執着愛を持っています。とても絵が綺麗で上手なうえに、お話の着眼点もユニークな作者様だと思います。担当者の方に止められたのかもしれませんが、こういう人を選ぶ題材のお話を描くのなら、とことんグロく、精神的ダメージを喰らわせて欲しいと思いました。

作者さんの商業デビューコミック。しょっぱなで突き返されたお弁当を受け取った様子から「…コイツはヤバい奴だぜ」と思ってたら案の定でした。ニコニコ優しいサイコ！もう1つの話の方も、自分の方に愛情が向くことは無いと知りながらも、とにかく優しい友人を手放したくないという執着系。私はこういう系統が好物なので楽しめましたが、病み系が苦手な方はただただ気味が悪いだけかも。BLながらエロはかなり少な目です。

美しいカバーです。ちょっと曰くありそうな目つきが堪りません。好きになった人に栄養管理と称して餌付けしていきますが、「うわわわ〜」と言いたくなりました。自分は大好物なので面白く読みましたが、苦手とする方も多い作品かな、と思います。短編も一作品入ってましたが、どちらの作品とも、何も知らないって幸せだな、と思わせられます。

親切過ぎるイケメン長谷川に、最初から最後までモヤモヤするんだけど、私は嫌いじゃなかった。なんだかんだ長谷川が尽くしてるからかな。絵も綺麗で、時々ゾワッとしつつもサラッと読める。確かに長谷川のやってること怖いんだけど、繊細でトラウマ持ちの須藤には鍋蓋に綴じ蓋みたいな。(須藤が真実を知ったら発狂しそうw)後半から伏線があったのでオチは想像通り…でも、長谷川本人もそれ食べてるんだよね？「調味料や食材は人間が勝手に決めたものだから、工夫すれば何でも調味料や食材になりえる」って長谷川のセリフで、何となく納得(笑)48hでの評価。

うーんレビューみて病み系なんだと思ってワクワクして見たのですがそれ程怖くなかったな。病んでるには病んでるけど。

ストーカー偏愛がテーマなんでしょうか？ちょっと中途半端で物足りなく感じました。多分、老廃物のふりかけが一番の見所なのかもですが、まだまだ甘いと思います。とはいえ、キャラは割と可愛い感じで、２人で絡んでいる場面は穏やかで優しいですね。攻めがもっと壊れていて、受けがもっと頑なだったら面白い展開になったかもしれません。そういえば、ロッカーのアレって結局何だったんでしょうか。水？ローション？それともイカ臭いナニカ？そこが一番気になりました。

表紙みて、帯を見て、どんなふうに管理するんだろうって思ったけど。。。まさかの！ですね。サイコパスです、本当に。エロはほぼ無いと思っていい。世の中には色んな愛の形が…と作者様も書かれていましたが、これは真実を知らない方が幸せな愛のカタチですね。もぅ一つ短編がありましたが、私はそちらの方が好きでした。(女性とガッツリありますが…)

にこやかに気持ち悪い。本当に大切に思ってるんだろうけど、大切にするのは自分しかだめなんだろうな。髪はすりこぎで粉々にできないのでは‥というのが気になって仕方なかった。というか栄養士志望、衛生面はどうしたよ、そもそも髪の毛って消化できないんだからヤバイんでは？と思いつつも「恋は人を狂わせる」その狂う方向が、彼にはそちらだったのだろうな。

長谷川さん恐怖過ぎるこれからも本性ばれないのか

ちょっと変わったものを読みたい気分だったので、レビューを参考に借りました。ちょっとゾワッとする感じですが、絵柄とキャラクターの描写が爽やかだったので、さらっと読めました。（キャラクターの爽やかさも含めてゾワッとさせるのが作者さんの狙いかもしれませんが…）個人的には一度読めば充分な内容だったので、48時間で借りられてよかったです。