最後まで引き込まれて読めました。面白い話しばかりでした。

悪意を濃縮して煮詰めたような存在が話の中心に構えて進むのですがここまで来ると清々しいです。大変勉強になりました。

ここまで徹底していたらかえってすがすがしいというか・・・知り合いにはなりたくないタイプの方たちでした。

最後にどんでん返し、と多少ストーリーは練っていますが、全話中途半端な感じです。100ポイントで読む分にはお手軽でした。

最後の話、子どもの言葉に笑ってしまいました。

高校時代の奪略は、別に大したことではないが、その後のことは犯罪ですからね、登場人物にマトモな人がいない印象。マウント同期の話は、なんでこんな結末なのか、感情移入できませんでした。単純に勝ち負けでいうなら、マウント馬鹿女が勝ったわけで、そこまで主人公女性を貶めなければならないのか疑問。最後の話は、一流のお水の人は賢いですよ。何か水商売や低学歴女性への偏見がありませんか。虐待歴のある人は、マトモな子育てが出来ませんってこと？

因果応報ですね。最後の話のオチがせつないです。

ストーリーは題名通りのお定まりの内容です。ちょっと物足りないけど、実際にこういったケースは多いのでしょうね。

こんな人たちが身近にいたら、絶対いやだな。。と思います。でも、実は、意外といるんじゃないかな。。と思ってしまいました。

終わりがどれも半端です。なのですっきりしません。