レビュー一覧

『華は褥に咲き狂う』シリーズのスピンオフ的な話ですが、同じお恵渡が舞台となっていますが時代がそれよりも後の設定ですので、こちらのみ読んでも全く問題ありません。（読んでいたら「おお、あの人の孫が…！」とニヤリと出来るのですが）旗本の名家嫡男で大事に箱入り息子として育てられた主人公の好文。清廉潔白で真っ直ぐな気性でありながらなんせおぼこいので、ミステリアスな男である明星に良いように溺愛され甘やかされてます。今までの宮緒作品に登場する犬たちよりは穏やかなれど、やっぱり執着ワンコ攻め。「俺の桜の花（は～と）」と簡単に桜吹雪の刺青を彫られた時は「おいおい、両家の箱入り息子がイイの？」とこっちが心配になりましたが、お奉行様となった好文が最後肩肌脱いだ時にゃ「…うわ～　そう来たんだ！」と爽快感。頭の中で「この桜吹雪に見覚えがねえとは言わせねえぜ！」と歴代○さんを演じた方々のセリフが！『華は褥…』の方が暴れん○将軍でしたからね。こうなったら是非水○黄門ちゃま編もお願いします。こちらもお奉行＋それを陰から心身共に支えるお尋ね者ワンコということでシリーズとして続くのかどうかわかりませんが、笠井あゆみさんの鷹文パパ（スーパー攻め様）があまりにも渋くてカッコ良かったので、出来れば父X実醇（男おかん）の話もそのうち読ませて頂きたいです。

　ナント、背中の桜吹雪が眼にはい…!の人が…。最後の方はそう来ましたかーと、ニヤニヤ笑いが止まらない。まだまだ続編を出されるつもりとのあとがきを見たら、早く!と催促したくなる。

スピンオフとありますが、時代も違いますし登場人物も「華は褥に～」に出てくる端役と血縁関係があるキャラも居る、程度で此方だけでも問題無く読めます。あちらは「◯れん坊将軍」、此方は「◯山の金さん」といった感じです笑。此方はそれにロミジュリ要素が加わりそうな模様なので続きがあれば楽しみです。…しかしパパ上様…線の細い美少年の息子の筈なのにゴリゴリなオスに…笑

懐かしの名シーンを、まさかBLで見ることができるとは！！小さい頃、時代劇大好きでよく見ていた人間としては感動もひとしおでした。しかし、びっくりするくらい江戸時代にお詳しい作者様！こちらの恵渡にもしっかりそれが生かされていて、物語の深みと説得力が半端ないです。是非とも続編をお願いいたします！！

面白かったです。お白州のシーンでは脳内にあのメロディーが流れていました。若い人には分かんないと思いますが(笑)華は褥によりこちらの方が好きです。続きが楽しみです。

もう読みたくて読みたくてたまらなかった本なので感激です。一度Renta！で出るところだったのがオトナの事情で取りやめになってがっくりきてたのでした。「華は褥に・・・」の続きも出してもらえて大ハッピーなクリスマスプレゼントでした！

面白かったです。はい、脳内にあの音楽が。お好きな方はハマりそう。個人的には繰り返し読みたくなる感じではなかったけどワクワクさせてもらいました。

桜吹雪の青年の美しい表紙有難うございます。好文と明星から後年のお奉行様誕生の物語、堪能いたしました。

続きお願いします！！まさかあのお方になるとは、予想外でしたが、とっても面白く読めました。明星、かっこいいばかりです。スピンオフなのですが、気にせず読めますが、読んでいると懐かしいお名前が出てきます。時代劇、気にせず、ぜひどうぞ。

作者様買いです。BLという要素以上に、時代物としてのストーリーが面白いです！！続編が早く読みたいです！！！！