レビュー一覧

戦国オメガバースです。アルファが山吹オメガが白銀ベーターがイロナシと呼ばれ、山吹至上主義の戦国の世でイロナシなどとバカにされても、己の力を磨き突っ走って行こうとする攻め陰陽白銀と言う亜種の白銀の受け、幼い頃に一度だけ出会うが別れ別れになる。お互い親兄弟に恵まれず辛い想いを持っている。前作と言っても同じ戦国オメガバースで同じぐらいの時代設定っぽいですが、主人公達の絡みは無いです、前作は受けが超前向きの頑張り屋さんだったのですが、今回は攻めが超頑張り屋さん。相変わらず泣かせてくれますが、挿絵も素敵でとても満足。どれだけ出世するのか、その後も読みたいくらいです。

本編より先にこちらのスピンオフを読んでしまいました。結果的にはその方が良かった。本編の方がずっとおもしろい。本編の主人公たちと性格を入れ替えてる感じです。ただ、このスピンオフでは攻めがイロナシなのが納得できなかったです。後天的に山吹になるんじゃないかってずっと期待していたけど。なんとなくこの二人はつがいになれない脆い関係で終わった気がしました。そういう試練を乗り超えて絆が深くなるような続編が出たら、ぜひ読みたい！

「囚われオメガの」方も面白かったので、迷わず読みました。スピンオフだけに世界観が同じなので読みやすかったです。アルファに産まれなかった攻めと、突然オメガになった受けのそれぞれの不遇や苦悩が痛ましかったけど、時代背景が戦国なだけに癖のある登場人物や悪役が多数登場して、ストーリーも盛り上がりがありました。攻めの活躍が痛快で、過去を捨てた生き方に共感しました。前作のカップルとの共演作も見てみたいです。

とってもいい面白い最高私はとっても好きです

「囚われオメガの」が好きだったのでこちらも購入。受けはやっぱり芯があってよかった！戦国だからか、かなり理不尽でモヤモヤしたりするけど、ハッピーエンドってことでいいのかなー？攻めは今回は行動派で、前作の熟考派（？）の方が個人的に好きでした。

運営さんがつけ忘れたのか、タグが付いてないので分かりませんでしたがスピンオフ作品のようで。このお話だけでも十分楽しめる作品でした。むしろあとがき読むまで気づきませんでした。心に決めた人のためならどこまででも突っ走れるって素敵ですよね〜。主人公両者の真っ直ぐな想いが伝わってきていいお話でした。

いわゆるオメガバースなんだけど、ちょっと変わった設定になっていて？？？となってしまいました。いろいろと応用が利きますね、オメガバース。それよりこのレーベルの特徴なんですが、一文ごとに一行空けるのは何故なんでしょう？文字としては読みやすいですが、文章としては読みにくくて困ります。多分作者さんが場面転換を意識してるはず、と言うところもお構いなしで全部一律に一行空けてるだけなので、突然の切り替わりについていけないときがあります。

表紙イラストのふて猫が気になってサンプル読んだら続きが気になってしまったので、購入しました。とにかく受けの操が幸せになって良かった！の一言です。でも２人の子供が見てみたかったので星４つで。爺やさんがでれでれになりそう(笑)

アルファ至上主義が徹底している戦国時代（？）で一番最下層なのがベータという設定が面白かったです。スピンオフとありますが、こちらの方が面白いというレビューが多く読んでみましたが、大正解でした。アルファの後継が産まれて城を追われた努力型有能ベータと、元貧乏百姓の後天性オメガ。その2人がアルファなんてクソ喰らえと戦っていくシーンがよかったですが、「結局どうなったの？？」という最後だったので、少し消化不足で星マイナス1です。続きが出る感じでしょうか？もし出たらぜひ買いたいくらい、ラストに入るまでの国取りや、オメガの受けを劣等種であるベータが知恵を巡らせて金持ちアルファから奪う展開は最高に面白かったです！

同設定のもう一つの作品と同様に、思わせぶりで落ち着きがないです。「！」と「…」が多くてどうにも。もう少し引き算をして洗練されたらどうなるのか、見てみたい気はするのですが。