レビュー一覧

雑誌で3話目？ぐらいまで読んでいて、気になっていた作品なので購入。うーん……何だろう？思っていたより物足りない。Ωの一希が表紙通り添え物…といった感じ。久仁彦が一希にのめり込んでしまうのか？と思っていたのでちょっと肩透かし。一希が何故？あそこまで虐げられているのか？親とのエピソードも読みたかったし、αくん達の親も、α同士でくっついても大丈夫なのか？親達の反応も見てみたかった。3人一緒にくっつく展開、嫌いじゃないケド、一希には他のαはいなかったのか？と思ってしまった。α同士は愛が有りそうだけど、一希には同情愛しかなさそうだからかな？ 一希も2人のコト好きなの？依存しているだけ？

私が今まで読んできたのは『Ωのヒートでαが噛みそうになると、そこで誰かが止めに入り噛まないで済んだ。』ってゆうお話の展開が多かったです。でも、このお話では、祥三が一希を噛み、しかも噛んだのが久仁彦ではなく祥三だったので驚きました。そして、久仁彦の最後の言葉と終わり方が意味深でした。読み進めていくうちに、だんだん深く3人の関係が絡まって、歪な関係になったのが読んでいて苦しかったです。が、3人にとっては納得のいく形になったので、結果的には良いのではないのか？とも思いました。人の理性や価値観について少し考えさせられたお話でした。

題材は面白かったんですが、なんだか最後はいまいちしまりのない終わり方だったような気がします。

設定ありきのストーリー展開？！『α同士のカップル』『かつてαが片思い(両片おもい？)してたΩの存在』『Ωとの再会により揺らぐα同士の信頼関係』『Ωααのサンドイッチ3P』と、設定だけみたらイイネー！って感じなのだけど、漫画にしたらあれ？みたいな。-------------αそれぞれの思いはそこそこ葛藤とかうまく描けてるのだけど、そこに謎のΩが絡むせいでなんとも後味が悪い。Ω君の掘り下げがないので(不遇な環境に居続けたせいで歪んでる、のは分かる、程度)、読んでいて【君が要る意味とは？！】ってなる。何がしたいのかよくわからないΩ。そういう薄気味悪さを狙った作品なのだとしたら、【薄気味悪いですよ】って説明が足りてない。------------------だから、これは【薄気味悪いΩがαカップルに執着して間に滑り込んでくるヤンデレ話】なのか【第2性の本能とヒトとしての恋愛感情に葛藤する若者の群像劇】なのか【不遇なΩがかつての友人と再開したことで自分の存在価値を見いだす話】なのか、よくわからない。

歪んでしまった！！個人的には最初の2人のカップル好きなので2人で幸せのままでいて欲しかったです。ただ物語としては一筋縄じゃないのがおもしろかったです。

思ったよりも面白かったけれども、何ともスッキリしないお話で、もやもやもやもやと読後感が良くないです。すごくイヤなんだけど、これがいちばんいいまとまり方にも思えてそれがまたすごく嫌！

α同士とΩの組み合わせ。好き合ってるαにΩ…好きのベクトルが違うのに番になってるから上手くいくのか？好きだから受け入れるのか？αの受けが選んだ選択、いつか崩壊しちゃうと思うんだけどなぁ。お幸せに

儚いお話だった。初々しくて、苦々しい。本能と感情の戦い？続きあるのかな？もしあったら彼らの今後が気になる…というか心配になる。

こういう展開だから「できそこないのケモノ」なんだろうけど、あんまり好きな展開ではないかも。

αどうしのカップルでも成立して良かったのになんだかモヤモヤする展開。結末はこれでいいのかとスッキリしない。