レビュー一覧

夢か現実かでするセックスは気持ちよさそうでよかった。ただ兄達のその後がきになって、不完全燃焼です。

夢生みと調律士の設定が独特で面白い話だった。短命な夢生みだけど、受けは大丈夫そうかな。受けが能力高いのに殺生を嫌い、なるべく可逆的変化で済むように尽力するところや、兄弟を守ろうとするところがいい。攻めが溺愛するのも納得。読後感はいいけれど、朔と総士のその後が気になる。

作者買いです。少し切ない感じがよかったです。兄弟関係やら主従関係やら、複雑なところもありましたが、落ち着くところにおさまったので読後感もスッキリしました。

そのまま現実になってしまうのか予知夢なのか判然としない。

年の差、執事攻め、エロ多めが好みの方にはお勧めします。話の設定的に復讐物っぽくなるのかと思っていたら、あっさりまとめられて終わってしまいました。物語を楽しむというより性癖を楽しむ作品でした。

作家買いで、沙野先生の本はいつも小説本を購入しています。今作品はハード要素有り(口枷とか)なのにいつもよりマイルドでしたね。過去回想がはいるせいかな？攻めが40台なのにそう感じられない…30台でもいいんじゃ？

中途半端な作品。異母兄弟、オニショタ、変態マスク、主従、洗脳…いずれも生かし切れていない、美味しくする素材はたくさんあるのに微妙な作品。もっとドロドロにも、甘々にもいくらでも調理できたはず。また著者のウリの一つであるエロもいまいち。受け視点、攻め視点、交互にはいるため、読みにくい上に、説明くさい。あんまりにがっかりだったので、あえてレビューさせてもらいます。