レビュー一覧

全部が実話かどうかはわかりませんが、ある程度実話をもとにしているのでしょう。追い詰められた女性のためのお助けシェルターが舞台で、内容は深刻ですが、安易にハッピーエンドにしないところにリアリティを感じます。同じような被害を受けている人のために、巻末にでもリアル世界の相談機関につながる方法を書いてほしかった。もちろん、現実のシェルターの住所や電話番号を書くわけにはいきませんが、せめて役所の窓口を紹介してもらえたらと。それから、表紙の絵の女性の服装が内容とマッチしていないように思います。

この漫画は表紙のイラストと題名でめちゃくちゃ損をしているような気がする。48H10円では勿体ない内容だとおもいます。根深い問題を独特の絵で描写している良作です。　　

現実に、DVや虐待などから逃げる方法を知らずにその場にとどまって被害にあっている人は沢山いています。このような場所があれば救われる子どもや女性が増えるのですが、そうでなくてもこういう本でこのような事が現実にあると周知されるのはとても意義があると思います。しんどい本ですが、現実にある事なので知る為にも読んでもらいたいです。

辛い事ばかりは酷すぎるもの幸せになりたいけどどうすればいいだろう

ストーリーは良かったのですが絵柄が独特で好みでは無く私には合わなかったです。

読んでてとても辛い内容の作品でしたが、ここに描かれていることは、ほんの一部かもしれないし、もっと大変で辛い状況で暮らしている女性や子供がたくさんいると思います。テレビのニュースでも小さい子どもが、実の親に虐待されて、尊い命の灯が消えてしまった出来事もたくさんありました。今私達ができることは、ほんの小さい事だけれど無関心にしないことや、もし虐待かもと思ったら警察や保健所に連絡することも一つの方法かもしれません。世界中でコロナが蔓延しているが、そのことで職場を解雇されたり、家族のイライラによって、DVの被害にあっているかもしれない辛い状況になっている女性たちや子供たちが、ひとりでもこういう逃げ込める施設があるということが、情報としてわかればいいなぁと思います。よく見かけるのは公共のトイレの個室に、DVで困っている人はすぐ逃げて！とか連絡して！というチラシを見たことがありますが、もっとたくさん駅とかにもはらしてもらって、少しでも情報を提供できたらいいなと思いました。