レビュー一覧

☆3.5。うーん、新感覚ミステリーなのかなぁ。霊をめぐる不思議な話ではありましたが、わりとそれだけ。BL的な萌えなんかはほぼないかもしれません。

本当に好きな話でした。ひとに惹かれるのってほんの些細なことだよなあと、しみじみと感じます。ふたりとも優しくてお互いを想いあっていて、幽霊に対する考え方とかも人柄が出ていて、可愛いふたり。人生観を問うような、物語として本当にすばらしかったです。ストーリー重視、心のふれあいメイン、エロほぼ無しで大丈夫な方はぜひ。

以前 分冊版を2話無料で読んで、続きが気になったので48時間で借りてみました。「ほんのり怖かったり、ほんのり優しかったりが」と あとがきにあったとおりのお話でした。コンパクトにまとまっててよかったのですが、読後の印象もほんのり。

１話借りから続きが読みたくて借りてみましたが、心霊なのかBLなのか中途半端なお話でした。無理にBLにしなくていいのになあ。って、感じです。残念でした。

某サイトでお勧めの1冊。良かったです。未練を残したままさまよい続ける霊と、愛する存在を失った喪失感から立ち直れず、霊にすがる人。生と死の間の歪みに魅入られた人。穏やかなやりとりが時折遮られるたびに、首筋に感じる冷んやりとした空気。「一緒に死んで欲しかった」のではない。「一緒に生きていたい」と、ためらいなく言える宮古の前向きな力が、八原を温め、救うことに。「ただいま」と「おかえり」がキーワード。霊に懐かれる「あつめるひと」となった宮古。それが不満そうな八原。おまけページの甘い2人にも注目です。是非。

今話題のホラーBLという感じですが、著者さんの空気感が合う人にはぴったりだと思いますが、私は少し読みにくかったかな。。

作品に流れる穏やかな空気が心地よい。単話版数話ではわからなかったが、続けて読んで見たら、この作者さん独特の人物の関係性があって、他作品だとBLっぽいなーと感じるものが、ちょっと変わった人物だけどいそうと思えるのが不可思議でした。他作品も読んでみたいと思います。

ホラーBL…わたしにとっては新しいジャンルでした。先生の物腰柔らかいキャラクターと宮古くんの誠実さが良かった。義兄の愛が複雑すぎるけど。エロはないけど作品とキャラクターの纏う雰囲気が良いです。

少しホラーがはいっていますが、たのしめます。

義兄の気持ちは全くわかりませんが先生の物静かな感じと気持ちをストレートに表現する攻めの子の性格が良く合っていると思いました。