レビュー一覧

うーん、まずタイトルのセンスが…（汗）そのまんま「オメガがスパダリαに愛されて子どもを成す」お話です。幸薄いΩがαに溺愛されるというある意味オメガバースの王道なのですが、オメガの人権が一般的に認められてきて守られている社会という設定なので、他のオメガバースほど“社会の底辺で虐げられる存在”では無く、主人公の泉も両親を早くに亡くしたため赤ん坊の頃から施設で育ったというバックグラウンドはあるものの、そこまで薄幸ではありません。（日米ハーフにする意味は？はかない美貌を強調したかったのかな？）そんな泉が「自分の血を引いた子どもが欲しい」という夢を叶えるためマッチングアプリに登録するのですが（子どもを持つよりバイトでない職を得て生活の基盤を確保するのが先では？）そこで知り合ったのがバイト先で惹かれていたグラフィックデザイナーの華原。華原が泉に恋愛感情を抱いていた事も明らかだし、ここから先はトントン拍子で何の障害もなく二人は愛を深めていきます。華原がとにかく甘く優しくそしてちょっぴり変態（笑）丁寧な言葉遣いと紳士的な態度をキープしつつ、泉の毛を剃ったり「S字結腸まで届いてますか？」とかマニアックな事まで言ってます。そんなこんなのラブ生活の中で妊娠発覚！華原の担当氏の「（泉と付き合うことで）仕事に支障が出ている」という一回のチクリで「自分が居ては彼の人生の足枷になってしまう〜」とネガティブ全開。一緒に生活を共にして、自分がどれだけ真剣に愛されているか分かっていただろうに急に姿を消すという酷い仕打ち。いや〜　これで攻めのアルファという設定から深刻なお家騒動とか絡んでいたらまだわかるのですが…。そうやって姿を消して一人きりで出産・子育てしていたくせに、華原が事故にあったと知るとかつてのバイト仲間経由で「命に別状ない」と分かったのに子どもを連れて病院に向かう泉。ここは華原の安否が知れず「意識不明とか重体かも？」となり振りかまわず逢いに行くんじゃ？？自分から離れた人に、子どもを見せに行くってちょっとズレてないですか？…とあちこち突っ込んでしまいましたが、二人の恋が成就するところから無事夫婦となるまでスパイスというかメリハリに欠ける感じで残念でした。

作者買いです。溺愛はやはりいい！笑　きゅんとしたりドキドキしたり、切なくなる場面もありますがそれがあるからこそラブラブになれるのですね、、、。他の作品のダークなやつを割と見ていたので心が洗われるようです。拝

確かにΩの泉は健気で可愛いですが、αの涼介さんはありがちな執着溺愛スパダリで、ちょっと不自然な話し方。ストーリーは王道ですが、捻りがなくて切なくなるには至りません。初心者向けでしょうか。

最初から最後まで、受が溺愛されています。途中、切ないお別れもありましたが、幸せな結末が予測できるので、安心して読めました。

高評価だったし、好みの感じだったので購入しました。でもコスパとしてはちょっとどうかなと思います。もう少し展開や泣けるくらいの切なさがあってもいいのでは？　ほかのオメガものに比べても物足りなかったです。初心者向け。

オメガバース設定は最近増えてきてよくあるけれど、子供まで書かれてるのは少ないので新鮮でした。始終ラブラブの甘ーいお話で、もう少し紆余曲折があっても良かったのかもしれません。

不憫なオメガがアルファに溺愛されるお話です。オメガが図書館で仕事をしているだけあって、本の話題が所々に出てきたり、心を落ち着けるアイテムになっていたりします。ゆったり楽しめるお話でした。でも、不憫なオメガといってもまぁまぁ恵まれている感じがしましたし、アルファを受け入れるのに勇気が必要なほどのトラウマは感じませんでした。アルファもなんでオメガに目をつけたのか。なんかいろいろあっさりしていて盛り上がりに少しかけるところが残念です。淡々と話が進むのでさらっと読めてしまいました。

結局甘いお話でした、笑。健気受けの泉さんも好きなんですが、一見スパダリっぽい華原さん一歩間違えるとかなり執着心が強くてパイパンにしちゃうあたりが変態チックでツボりました。もう少し深堀りして欲しかった、笑。子供達も可愛いし男の子だし、ヒツジ君の時みたいに子供達が成長してからのお話かもしくはアランのお話とか読んでみたいです。

オメガバースですが、とても柔らかいお話でした。お子もいてほのぼのしていてとても良かったです！

溺愛の甘い話しでした。優しさ人ばかりで少し物足りなかったです。ちびっ子はかわいいです。