ヒロインの我慢強い事に周りの全ての人が甘えてるように見えて、かなりイライラしました。

ヒロインがおしんばりに、めったくたにボロ雑巾のように、傷つけられて、でも、私さえ我慢すればという、涙ちょうだい物語が好きな人には最高の物語です。ヒロイン、祖父に、姉に、姉の元恋人に、初恋相手のヒーローに、周りの人物達に、めったくたに、やられて好き放題に傷つけられても、何もきちんと言い返しません。私さえ我慢すればいい、傷つくのはわかってるのに、でも、期待してしまう、あきらめているのに、ヒーローの言動に、度々傷ついていくのに、ひたすら、周りに流されて、耐えます。我慢することが、美徳のような昔の少女マンガの主人公のような耐える美しいヒロイン。現代女性としては、あきれのため息しか出ないキャラです。言いたい放題暴言を言われ、意地悪女性に苛められても、ヒーローが助けなくてもひたすら、耐えます。我慢大会のようなヒロインです。ヒーローは一言で言えば、アホです。おバカです。それでよく御曹司で将来の社長になれるの？！と言いたくなるほどのアホです。ヒロイン姉の自分勝手な身勝手なワガママで、ヒーローとのお見合いを潰すための嘘を鵜呑みにし、姉をヒロインから助けたいからヒロインと結婚すると決めたアホ。その姉の一方的な嘘を信じて、目の前のヒロインの人となりを見ても、まだ信じず、目の前でヒロインをいいように意地悪女性に苛められても止めない放置、やりたい放題にさせたまま、あげくは、ヒロインが大ケガしそうな場面でも放置、何も言わないアホ。あとで、意地悪女性を転勤させたけど、それで愛を証明した気になられても、遅いわ！アホか！と言いたくなるほどの愚かなヒーロー。その後、たまたまの偶然で姉の裏を知り、コロッと態度を変えて、ヒロインを支える良き夫にいきなり早変わりして、真実を話すヒロインを優しくすることにかこつけて、触るわ、ヒロインの先輩男性に牽制するわと、小学生のようなヒーロー。ヒロイン姉も、謝って終わり。さっさと自分も幸せになってるし。自分がゲスな男性と付き合ったせいで、妹を散々傷ついておいて、おいおいという感じ。神経図太い、ゲス男が似合いの嫌な女性。ヒロイン祖父もヒロインに無理強いをしたくせに、自分もさっさと老後の人生を楽しもうとしてるし、ヒロインの母側の親戚と仲良く。ヒロインにひどいことをしたと反省もない恥知らずな祖父。皆がハッピーエンドというのをめざしたんだろうけど、魅力的なキャラが誰もいない。

姉や婚約者の暴言に耐えるヒロイン、誤解が解けると何もなかったかのように許すヒロイン、心が広いと言えばそうなんですが、とっても違和感がありました。何故反論しないの？何故泣かないの？何故ここまで自分を罵る男と結婚できるの？事情は分かりますが、全然共感出来ないし理解出来ません。まるでパワハラ夫婦を見ているようでした。婚約者(旦那か)の誤解が解けた後の溺愛も今更って感じです。

いやいや。一方だけの話しを聞いて、違う一方を責め立てるとか、諒太さん、酷すぎでしょ！？自分なら、ヒロインの様には許せないかも。

イライラしすぎて疲れた…。完全なドアマットヒロイン。ヒーローが最低すぎてラストの甘さに違和感しかない。忍も姉のどこがいいのか謎。

ヒーローにイライラ。ヒロインにイライラ。ヒロインの姉にイライラ。物語の途中までずっとイライラするストーリー展開でした。途中で誤解が解消されてからは溺愛モードなのですがなんだかなぁという感じです。ハッピーエンドなのですが残念な作品です。

ヒロインは、誰に何を言われても我慢して…。どうしてこんなヒーローと結婚しなきゃいけないんだろうと、イライラしながら読み進める事になりました。ヒーローには、どうして姉の言葉だけを信じられるのかが分からないほど。本編と番外編の登場人物が同じなのか⁉と疑うほど正反対です。ヤキモキしました。

冷徹から、激甘の豹変ぶりが凄い。あんなに仕事のできるヒーローなのに、お姉さんの話を一方的に信じてヒロインをなじってたのは不自然過ぎる。お子様みたい。反省を込めての激甘なんだろうけど。

一方的な情報を疑いもせず、主人公を傷つけ続け？御曹司には呆れました。しかも要するに嫉妬が判断を鈍らせてきたという種明かし。釈然とはしません。まあ一途に思っていたらしいので、終わり良ければ、でしょうか。

ヒーローもヒロインも周りの人の事を思う素敵な二人ですが自分の事を伝えなさすぎでこじれます。もっと早く幸せになれると良かったですね。忍さんは誤解され過ぎな態度ですね。無自覚な３人でした。お嬢様のお姉さまにも振り回されますが、最後はすっかり丸くおさまりすぎかな。最初に登場したお兄様のお友達はどうしたのかな。せっかく出てきたのに出番なく意味不明。