レビュー一覧

私の愛猫も、もすけくんと同じ消化器型リンパ腫で亡くなりました。この本と出会えたのは愛猫が亡くなる12日前、治療の効果が無くなってしまったので延命治療をやめて自宅での投薬のみでの緩和ケアにすると決めた日です。それからこの本にどれだけ救われたか分かりません。この本のおかげで愛猫の死を受け入れ、覚悟することができました。亡くなって3日経ちましたが、今でも読んで自分の判断は間違いじゃなかったと再確認しています。闘病中とお別れした後も助けられています。本当にありがとうございます。

生き物と生活していると、必ず看取る日が来ます。可愛いだけでなく、そこまでできるかを考えてから飼ってほしいから、この本はこれから動物を家に招こうか迷っている人に読んでほしいです。飼う事は、命を引き受ける事です。最後まで大切にできるか、闘病があれば医療費も人間よりかかります。覚悟するのに読んでほしいです。

ペットを飼っているなら必ずくる別れ、何より猫に多いリンパ腫の介護および看取りが詳しく書かれています。とても実用的で参考になり、何より飼い主さんの心構えと愛猫への愛があふれて涙がでます。私の猫も癌が発見されました。この人の様に有給をまとめてとって傍にいる事は不可能でも沢山の参考になる事や出来る事、何より優しい看取りができたらなーと思います。

今飼っている猫の腎臓が。日頃元気な姿で忘れていたのにやっぱり病院に行って検査したら悪化してた。自分の混乱に困惑。まだ元気だしすぐって訳じゃないけど、治療をどうするのか決めなきゃ。責任とエゴで揺れてた自分。支えてくれそうな本に出会えて良かった。イメージして準備してちゃんと猫を見ることを大事にしよう。何才であれちゃんと生きた事を感謝したい。ありがとうと最後に言えるように。

動物を飼うということをかんがえさせられます。

こういう実例のアドバイスとか、動物を飼っている人にとっては、とっても心強いですね〜。動物との最後の時間の過ごし方とか、何度経験しても慣れないものですが、少しでも後悔のないようにできることとか、心づもりとか、参考になりました。

18歳の愛猫の体調が悪い日が、今年に入って多くなった。少しずつ覚悟せねば、と思う日々。やがてくる「いつか」のために読んでおいて良かったし、乗り越えるために覚えておきたい作品。