レビュー一覧

なつかしい。ショムニとかもそうなんですけど、この時代の漫画のOLて、のどかで大らか。こういう言い方するとポリコレ的に問題あるかもしれないですけど、コピー取りとお茶くみがメイン業務で、書類作成も満足にできない、桜田門が正社員て古き良き時代て感じがします。で、やっぱり事務員だった堀切さんが一念発起したら営業総合職転換で活躍できる、てブラックに見えていい会社じゃないでしょうか。しょっぱなから脇道にそれましたが、本筋は、整形美女（全身整形の目黒川、二重に目をいじった堀切）＋化粧美人の桜田門のメインキャラ3人が、セクハラパワハラを乗り越え、仕事や恋愛を通しての自己実現を果たしていく内容。恋愛に関しては、美しい表層ではなく、素の彼女たちを愛してくれる人に巡り合えてややご都合主義的なところはありますが、自分が気にするほど人は自分の容姿を気にしてないという現実は置いておいて、男性社会でやっていくためには武装（整形・化粧）で自信をつけるしかなかった、ていうのはわかりやすいです。ハッピーエンドなので読後感はいいし、関口さんかっこいい。あと、絵は下手です。漫画の面白さに絵の巧拙は必要ないな、というジャンルです。

久しぶりに読んだらとても楽しかったのでレビューを。主人公たちと同世代です。お気楽OL桜田門の、会社生活と美容と恋の話だと思って読んでいたのですが、大人になって読み返してみるとそれだけの漫画ではなかったのです。特に後半部分からは、弱い自分や思い出したくない過去を受け入れ、愛する人と向き合っていくところが書かれています。確かに会社の人々の言動は古くさいですが、良い時代になったなと思いながら読めますし、絵は古くさくないですよ。

桜田門の化粧してる時とスッピンのギャップがいい。最後は関口さんと結ばれてハッピーエンドです。桜田門のスッピン見ても愛してくれる関口さんは素敵でした。

なんでこんなに低評価なんでしょう・・・私は楽しめました。主人公が毎日がんばってお化粧してきれいにしてるのも、えらいなーと思いました。元々きれいな人よりも、毎日きれいに出来る人の方がきれいなんじゃないかと思ってます。

尻を人工的な手法でいじるなら、顔もいじれば？って思った。そこは彼女なりの線引きなのかな・・・。明るくお馬鹿なヒロインでした。

いろいろ時代を感じて、懐かしいです。いつでも一生懸命で（仕事はできないけど笑）、関口さん一筋の桜田門さんが好きです（笑）。「あたし　きれいになってよかった　生まれてきて　よかった」で不覚にもホロリときてしまった。元ブストリオがそれぞれに幸せになってよかった。

流石ドラマ化されるだけあると思います。とにかく笑えるし話の展開がとても面白いです。この頃の女性の扱われ方も分かるし女性漫画の黄金期の作品ですね。ストーリーが明るくてハッピーです。3人の女性主人公始めメインキャラクターが丁寧に描かれてます。

外見が全てじゃないけど努力することで自信が持ててがんばれる、そんな素敵な前向きなお話です。

一生懸命しているので好感度はあります。頑張っているので応援したくなります。

昔はこうだったなぁと懐かしく思える時代背景、主人公ががむしゃらで一途でとても可愛らしく見えます。ただ、鈴木紗理奈さんがチラついて。もう鈴木紗理奈にしか見えない。