レビュー一覧

なんだかんだで甘々でした。後日談あったらもっと良かったかも。でも、なかなか面白かったです。

途中まで良かったのですが最後駆け足で残念…ページ数がなくなるにつれてドキドキしていました笑 世界観はとても好きです！

面白かった！お話は王道です。最後が少しあっけなくて残念

矜恃が邪魔して素直になれない敗将の皇子と心が欲しくて矜恃という殻を砕く為に傲慢な言動をする奴隷王。矜恃と王の側近の思惑が邪魔して拗れまくったけれど、欲しいものを諦めない王の粘り勝ち。素直になって伴侶になってからの甘々をもう少し読みたかったです。

こんなたおやかな皇子が一騎打ちで勝てるわけないかった。

王道です。最後駆け足な割に戰の説明、もふもふとの戯れや皇子がぐるぐるしてる所にページが割かれてたのが、ちょっともったいない感じがしました。

完全に蓮川愛さんの表紙にやられて購入しました。古代の中国史やヨーロッパ史が好きな方でしたら歴史小説としても楽しめると思います。戦争のシーンは作者の筆力に舌を巻きました。虜囚となった皇子の侑李が捉えたレオニダスの剛担でダイナミックな国家運営に自国との差を感じつつ、恋していく様が素敵でした。

スパダリ・美人受・溺愛・もふもふ有りなので楽しめました。

最初は面白かったんですが、侑李の行動、レオニダスとのやりとりも何だか納得いかなくてもやもや。動物たちは可愛かったです。

攻めの皇帝は部下に諌められても意に介さず受け一筋。超絶美人な皇子は男前な性格で、スパダリ皇帝の凛々しさに惹かれていくも敵国の虜囚となった己の矜持を捨てられない、あとがき曰く「くっ殺」な性格。受けの危機には必ず攻めが駆けつける安定の溺愛ストーリーでした。