レビュー一覧

学校で起きている性的虐待がどんなに狡猾で冷淡に行われてるのかとても参考になってます。時限爆弾という心の崩壊はとても衝撃的でした。それと思わしき事案で今も裁判沙汰になってるし、私が10代の頃はとても多かったのかもしれない。小児性愛障害(ぺドフィリア)は逮捕されるか、周りが気づかないと発覚しないし、何よりも１度手を染めてしまうと自分から辞めることはほぼないらしいですね。小児性愛障害の本にそのことが書かれてました。できるならこういう人達の行為を取り締まるところが必要だし、小児科や児童精神科においてもそういう被害にあって生じてしまった解離性障害や複雑性PTSDなどの治療ができる専門職が絶対に必要だと思いました。だけど性依存の治療できる医療機関もとてつもなく少なく、私の住む近畿圏内にはありません。国も依存症のなかでも性依存に対してまだまだ懐疑的感じに見てるとこもある感じです。「言えないことをしたのは誰？」がなかなか言うに言えないこういったスクールセクハラの大きな啓発に繋がることを願ってやみません。今後も見ていきますのでさいき先生！！これからもよろしくお願いいたします！！！

セクハラの被害にあった女生徒があまりにも気の毒で、何か救いはあるのでしょうか。未成年にセクハラするような人間には死ぬような苦しみを与えて欲しいです。

セカンドレイプへの考え方など、勉強になる場面も多い作品です。が、序盤はあまりの現場の対応の酷さにイライラと絶望が交互にやってきました。でもこれはどこかにある現実なんでしょう。許せん。これは男性が被害者の場合でも同じです。人の尊厳を踏みにじるやつは必ずその報いを受けるべき！！！！杉崎の化けの皮を剥がし、警察に引き渡されることで、自分の過去の被害も浄化できる気がします。

こんな事が実際にあるんだという事が分かり、勉強になりました。考えもしなかったので。そういう事があると言われても具体的に想像できないので、分かりやすくてよかったです。

学校で行われている虐待が酷くて辛いですが、引き込まれていく面白さがありました！

漫画だけど、とても感情移入してまいます。読んでるうちに主人公を応援しています。ぜひ色んな人に読んでもらいたい作品です。続きがどうなるか気になります。

養護教諭の気持ちもわかるなー。知識があっても下手に動いたら生徒の一生の傷だし、動かなくても一生の傷。加害者が一番悪いんだけどね。何かしようにも何も出来ない、とてもリアル。性被害ってとてもデリケートだよね。セカンドレイプなんて言葉もあるし。養護教諭が抱え切るには無理な問題だよ。

なかなか犯人が捕まらず、じれったいけど先が読みたくなります。

ぜひ子どもを持つ親や教育関係者、そして子どもたちに読んでもらいたい作品です。スクールセクシュアル・ハラスメントは力の差があるところに起きる点でDVと本質は同じで、「指導」「お前のために」という名のもとにふるわれた暴力は、暴力を受けている本人でさえそれを被害と気づくのが難しいです。二次被害や暴力の後遺症についてもよく描かれています。現在2巻まで出ており、加害者の卑劣な行為や周囲の無理解に暗澹たる気持ちになりますが、ここから主人公の養護教諭がどのように代弁者・支援者として被害を訴えていくか、周囲を変えていくかを見届けたいと思います。

子どもを持つ親としては、学校を信じていたいけど、本当は、裏でこんなこともあると思うと怖くなる。