レビュー一覧

個人的にはほのぼのとして気楽に読めるに良い一冊だった。物足りない部分もあるが、二人だけの話ではなく、団体の中での物語だと思うと納得出来る。現実的に考えなければならない深い話も散らばっていて、個人的には満足。寝る前にふわふわした気持ちでもう一度読みたくなりました。

獣人同士の捕食に愕きましたが、それよりも日本の山にビーバーやらコアラやら何年前から住み着いていたのか、気候風土は問題無いのかとかそっちに気が持っていかれました。

個人的に、獣医さんのことを「変態だ」「鬼畜だ」「オトコ好きだ」と言いながらメロメロになっていく周りの方々に萌えました（笑）

ケモ耳もふもふよりドリトル先生バリの獣医さん気に入った。

白銀狼もふもふしたいです。カピバラや熊さんや他の動物たちももふもふしたい気分になります。

紙書籍で購入。初めは暗い話かと思ったのですが、岡村が獣医だということが生きている話で、獣人達の動物になった姿の描写も可愛く、また、獣人オヤジ達もよかったです。(オヤジを書かせたら中原一也さん、と思ってます)。事件は起こりますが解決したし、挿絵も多かったです。

動物さんの描写がとても萌えさせられました。一緒に温泉入りたい。2人のくっつき方が結構スムーズでBL小説的にはまあまあでした。

サブキャラの動物達の可愛らしさが、よく伝わってきてニヤニヤしちゃいました。メインの2人は、常識人で一生懸命、好感の持てるキャラですが、大きな障害もなく（ほんとは獣人と人間なんて大きな障害なんですけどー）さらっとしたお話になってるのが残念です。

うーん、モフモフ好きなんですけど何か物足りない。フェチ要素を出すならもっと突き抜けて欲しいな、と。楽しく読んだんですけど、何か残念な感じ。

ストーリーとしては軽めのファンタジーですが、作者様の文章力で飽きずに読ませます。攻めのイケメン狼はもちろん素敵ですが、可愛い動物姿と渋いオッサン化した人間姿のギャップが笑えました。