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同人誌を始めとするSSを読める機会がほとんど無いので、こうして1冊にまとめて下さるのは本当に嬉しいです。少々高いですが『ふったらどしゃぶり』が好きだった方は読むべし！です。偶然から繋がりを持ち身体の関係から始まった一顕と整。繰り返される日々の中で、二人がお互いを想い慈しみ合い、時にはちょっぴりすれ違い愛情を育んでいくエピソードが、優しく丁寧に描かれています。本編で“雨”はいつもターニングポイントであり冷たく痛みを伴う事が多かったけれども、こちらでは優しく穏やか。雨に濡れながら恋人に逢いに来て、雨で冷えた身体を互いに温めあって、雨の音を聞きながらシーツにくるまって二人っきりの時間を過ごす… 何気ない日常の中で積み重なっていく彼らの「それから」の物語は、甘く優しくちょっと切ない。多くの方がそうだったように“一顕に片想いする女の子のTwitterを整がこっそり見る”という何とも今時の『恋をする/恋をした』が印象的でした。女の子の視点を通して再び一顕に恋をしている整…世間に大っぴらに出来ない恋への後ろめたさ、そして大好きな人が自分の側にいるという歓びと安心感…さすが一穂さん、上手いなあ。スティッフナーや浮き星などの小物の使い方も変わらず素敵でした。
ずっと電子書籍になるのを待ってました。心待ちにしすぎて途中で紙媒体を買おうか悩みましたが、どこでも読める電子書籍がやっぱりいいと待つことに決めて半年以上。待ってた甲斐がありました、その後の２人、最高です。本当にふったら…のすぐ後から始まりすごくふたりの世界を堪能できました！！
イエスかノーか、の劇場版を見た興奮冷めやらず、電子版のイエスかノーかも購入し、こちらの本編は初だったので読み、短編集(でいいのかな？)があったのでこちらも購入。もうやっぱりホントお上手だな、と率直な感想。読者を引き込むのがうまいと思う。エロなしでも読んでいて面白いし、エロはエロで凄いドキドキさせてくれるし。普段の電子版小説はどエロエロのそれ目的で買ってるわたしも、この作家さんだけはそれがあってもなくても買う自信があります。文章を読むとその情景が浮かぶというか、ホント上手。大好き。
ふったらどしゃぶりにはまり、ここ２週間あまりに10回くらい読んでいます。一顕も整も愛おしい。一顕が本当に素敵な男性で、整も魅力的。幸せな2人が見られて嬉しい。長いお付き合いの先に、2人で一緒に住んで生活を共にしていて欲しいなと思います。この2人の短編、また読みたいです。
「ふったらどしゃぶり」が色々考えさせられ、大好きなお話なので続きが気になり購入。良かったです…愛してる人とのセックスについて、深く考えさせられました。道行くあの人も、楽しそうなカップルも、いつも仲睦まじいあの夫婦も、それぞれ外からは見えない闇に近い悩みがあるのかも。心と身体が満たされている人って、どのくらい世の中にいるんだろう？セックスについて語るって、パートナーでも難しいよな。
大ボリュームで大満足です。ナイトガーデンをまだ読めていないので、そちらも読み終えたらまた読み返したいです。
ふったらどしゃぶりの後日談です。短編集ですが、中でも「恋をする／恋をした」が一番グッときます。整の恋する気持ちが伝わってこちらもドキドキしました^^
本編は随分前に読んでいたのですが結構忘れていて、本編を読み返してから読めば良かった。
本作を読む前に前作を読み返しましたが、う〜ん、やっぱり名作！その名作の続編、面白くない訳がありません。短編詰め合わせですが、かなりの満足感です。あの後もお互いを大事にしながら恋愛をしている二人を読むことが出来て嬉しかったのも勿論ですが、幾つもの言葉を紡いで二人の感情をあんなに繊細に表現できる作者様の小説を読める喜び。読み終わりたくない、まだ読んでいたいと思いながら読みました。
かなり前に読んだ作品だし、高いしどうしようかなぁ、、、と思いつつ、レビューを読んで購入。一話目を読み始めてすぐに本編の二人をふわ〜、と思い出しました。この作者さんの作品はたくさん読んできましたが、その中でも５本の指に入る程に好きだった作品でもあったので、続編が読めて嬉しかったです。
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同人誌を始めとするSSを読める機会がほとんど無いので、こうして1冊にまとめて下さるのは本当に嬉しいです。少々高いですが『ふったらどしゃぶり』が好きだった方は読むべし！です。偶然から繋がりを持ち身体の関係から始まった一顕と整。繰り返される日々の中で、二人がお互いを想い慈しみ合い、時にはちょっぴりすれ違い愛情を育んでいくエピソードが、優しく丁寧に描かれています。本編で“雨”はいつもターニングポイントであり冷たく痛みを伴う事が多かったけれども、こちらでは優しく穏やか。雨に濡れながら恋人に逢いに来て、雨で冷えた身体を互いに温めあって、雨の音を聞きながらシーツにくるまって二人っきりの時間を過ごす… 何気ない日常の中で積み重なっていく彼らの「それから」の物語は、甘く優しくちょっと切ない。多くの方がそうだったように“一顕に片想いする女の子のTwitterを整がこっそり見る”という何とも今時の『恋をする/恋をした』が印象的でした。女の子の視点を通して再び一顕に恋をしている整…世間に大っぴらに出来ない恋への後ろめたさ、そして大好きな人が自分の側にいるという歓びと安心感…さすが一穂さん、上手いなあ。スティッフナーや浮き星などの小物の使い方も変わらず素敵でした。