レビュー一覧

４０ページをしかないとは思えない濃厚さ。さすがの荻丸先生。欲を言えばこの続編が見たい

引き込まれて読みましたが、ここで終わり？　という感想でした。最初からわかっていたことを最後に確認して終わり、のような。この形で終わらせていることに作者さんの意図があるんだと思いますが、それでもやっぱり、うーん……と消化不良を感じてしまうのでした。映画なんかだと、よくある感じだとは思うんですけどね。でも漫画だしなあ。前後編の前編って印象でした。

お母さんは直接出てないのに、母と娘の関係が濃厚に表現されているマンガでした。遺書からもお母さんが娘に頼っていて、あんまり娘の気持ちを考えてないというのがわかります。娘も母を引きずっているのが結婚相手からもわかります。古い文学作品みたいなマンガでした。できたら続きが欲しい、身勝手な夫とも別れて自由に幸せになった娘が見たい！

え、終わり？！薫くんこの先どうなるの？ヒモ男は放り出すよね？色々気になるーー

大好きな荻丸先生の作品、最初は笑って読んでいましたが~。ええ~ここで続くなの？ヒロインの悲しみが切なかった。彼かと思ったら亭主？ヒモでしょ？

荻丸さんのハーレクイン以外の作品、初めて読みました。お話は面白いけど、最後が…もう少し先も読みたいですね。

短いですが，長編映画の予告編を観たような余韻が残ります。

さすがの荻丸先生です。表情で感情の機微が伝わってきます。いつものハーレクインとは一味違う作品ですが、作家さんのよさは十分味わえると思います。

ぐいぐい読ませる。すごい納得感と濃さ。もっと読みたいのに、終わり。物足りなさが残念なのか、物足りないから余韻が残るのか。ハーレクインとは違う雰囲気に、絵が同じなぶんだけ、作家さんの違う顔を見てしまったような気持ちになる。