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レビュー一覧
メジロバナの咲く
4.6
32件
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- 未購入レビューは星の評価（★）の対象外となります。
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2024-10-10
ボーイズ作品よりハラハラして心がゆすられます（笑）先生の描く貴重な女学生たち。全員王道をゆくデザインなのですが、一枚一枚があまりにも美しくひそやかです。ほぼ年に一回しか刊行されないのがもどかしい……！と思っていましたが、この淡々とした物語にはそれが心地よいとさえ思えます。 気付けば四巻、いよいよドキっとする話も出てきて……ますます一番心待ちにしている漫画です。
Renta!で購入済み -
mimiさん
5
2024-09-01
4巻読了。作者の言及こそありませんが、不朽の名作へのオマージュをそこかしこに感じます。精神の深淵で苦悩し続けたあの魂が、作者のAgapeを受けて軽やかに現代的に生まれ変わったような…ここでのAmorは必ず抱き止められ、足先へのキスは嘘偽りなく敬愛。メジロバナの心臓はーego somno solutus sumー｢私｣の目覚め、自分の足で歩くことかな。そういう意味でも｢ステフの小指｣は重要ファクター。複雑で機微だらけの“女の子”の世界ですが、ステフの過去とメジロの秘密が物語に苦味を効かせています。散りばめられた伏線の繋がりに気付くとやっぱり☆5だなと思う。ミスリードか否か…妙技に乗るのも楽しい。
Renta!で購入済み
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作者買い。最高。英国寄宿学校が舞台です。大正浪漫、ギムナジウム、このへんの言葉にピンとくる人はぜひ。世界観の下敷きになった本は別であるようですが、萩尾望都を彷彿とさせる、、と私は感じました。かの名作トーマの心臓とか、あのへん。萩尾望都の世界でもそうですが、密やかなのに耽美すぎないキリッとした空気がどこかあるのがすごいなぁと。せりふ回しとかもその感じ(文学的)なので現代劇ではないところが中高生やライト層に受けるのかどうかわかりませんが、私はめっちゃ好き。