レビュー一覧

『財閥富豪と孤独な聖母』の赤ちゃんの本当の両親の話です。心温まる家族愛がテーマで、ヒーローとヒロインのロマンスはちょっと薄いカラーですが、前作同様楽しめます。前作では今作ヒーローとヒロインはいわば敵役みたいなものでしたが、実は二人とも悩んで、子供のことを第一に考えてくれていたんだなとわかります。最後のシーンが二人の幸せな結婚生活をあらわしていてほっと胸を撫で下ろしました。

あーーあの作品の、もうひとつの物語か！　これは2冊とも読まないとだめですね。前作ではなんで、相手方が急に親権の裁判を取り下げたのか訳が分からなかったけど、なるほど納得！ぜひ１から読んで欲しい。　でも個人的には1冊目の方が好きかな。　ヒロインがとても表情豊かです。元気いっぱい。　内容が濃いのとテーマは重いけど、そのおかげで軽やかに読めます。

「財閥富豪と孤独な聖母 しあわせの絆 I」から読まないと何が何だかですね。I→IIで読んだので最後みんなの祝福を受けられてよかった、と親せき気分で読んでしまいました。Iのカップルも苦しみましたが、IIのカップルも迷い悩みますね。メインが「命」なので重いのは当然なのですが、ヒーローの「最も悪いタイミングで・・・」私としては救われました。最後のシーン、心から良かったなと思います。

受精卵取り違えの、実親のお話です。HQでは受精卵取り違えが多いですね。実社会でも多いのか？と思ってしまいます。あってはならない事だけど、ヒロインは、ドナーで看護師、ヒーローは医者、相手方は双方医者でありながら、冷静な情報収集が出来ないヒーローにモヤモヤします。

前作をたまたま買って、ちょっと気になった部分があったのですが、続編で解決します。どちらのカップルも子供を事を第一にに考え問題を解決していきます。最後はやっぱり涙でました。

字が多くて、感情移入しにくかった。話も複雑で、めんどくさい。

前作のシリーズのヒーローもそうですが、自分の思いが余って突っ走ってしまう傾向があるみたいです。今作はヒロインもどこか突っ走りぎみですがヒーローもヒロインもそれは不安の裏返しであることが丁寧に描かれていました。

前作の相手側、受精卵を使われちゃったほうの二人が主役。揃いも揃って医療関係者なのは何?で、このヒロインは預けた卵子の確認もしに行って、ってそういう描写は他のハーレ作品にあんまりないですよね?そういう部分のために医療関係者にしたんでしょうか？四人の中では納得した最後だけど、うーんモヤモヤ～。ヒロインのお姉さんはその後どうしたんでしょうね…。

シリーズ1を読んで、実父の物語が気になり購入しました。両作読まないと中途半端かも。けっこう感動しました。

この作家さんの作品は結構読んでますが、絵が崩れてるような。髪型がおかしいのかしら？もう一つのお話「財閥富豪と孤独な聖母」も読んだ方が楽しめます。精子バンクの手違いでの作品はよくありますが、このお話はちょっと違いましたね。自分の子供を身ごもった女性へではなく、提供者のヒロインとってのは初めて読みました。ヒーローもヒロインも複雑でしたが、素敵な決断でしたね。