全編通して仁が可哀想すぎる。ある日突然恋人と思ってた相手に理由も言われぬまま避けられ、好きな人がウリしてるのを横で見てるしかできなくて、思いが通じたと思ったら急に消えられて、自分の子どもがもう普通に喋れるくらいまで大きくなってやっと会える、て。不憫すぎる。湊人のウリは自傷行為の一種だと思うので、そこに至った経緯は理解できるけど描かれていた心情はイマイチ納得できなかった。悲壮感が足りなかったのかな?不妊の理由も濁されてたからかも。続編も読んだけど、湊人はしきりに「仁みたいに強くない」って言ってたけど強い弱いっていうより仁への思いやりが足りてないんじゃないかなと思う。主人公を好きになれなかったのであまり評価高くないです。ただ絵はとても綺麗です。相対的に仁のスパダリ感はめちゃめちゃ高いので、スパダリ拝みたい方にはいいかも。王道の展開など良い部分もあったのでnot for meでした。
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んー。まあ、定番のお話でした。さんざん同じとこグルグルした割に、結果は単純なかんじですね。「ふつー」の評価かな。