レビュー一覧

絵は素人さんです。それが奇妙な説得力を増します。漫画というよりエッセイと思った方がいいです

タイトルだけ読むと『ゲイ風俗だとぉ！？詳しく聞かせろ！！』と思う人も多いと思いますが、そちらの内容はスカスカですので買うとガッカリするかも？でも個人的には勉強になったし、感心しました。素晴らしいと思います。まだ若いのに、これだけしっかりと考えている人は少ないでしょう。これは感受性の高さなのか、育った環境からなのでしょうか。自分が１０代、２０代前半ってもっと漠然と生きていた気がします。よく人を見て、よく考えていると感じました。値段はちょっと高いかな。ってコトで星４つです。でも続編が出たら・・買っちゃうなぁ・・・。

よくぞ毒母にいってやった！楽な人生ではなくとも、楽しく生きやすい人生に出来るかどうかは自分次第だと学びました。

Twitterで公開していないものが多く、もちぎさんのフォロワーですが楽しめました。11月の新刊「あたいと他の愛」が楽しみになりました。

絵柄は今イチですが、作者の真摯さが伝わってきました。あらゆる業界で、こういう人生の先輩って必要ですね。もちぎさんの強さ、賢さ、とても素敵だと思います。

ゲイの話でもありますが、人生論、家族論の内容が主であると思います。いや、むしろゲイの話はおまけかもしれません。もちぎさんがとにかく優しく、客観的で、とても魅力的な人だと思いました。絵がいまひとつなので星四つです。

「セクシュアリティは人生だ」という言葉、非常に重い言葉だと思う。初めて読んだときの衝撃がずっと残っている。この世界には、まだまだ知らない世界が沢山あることを教えてくれる。それを知らないことによる、軋轢や無意味に傷つけあうことを避けることに、この本は少なからず役立っていると思う。そして、もちぎさんの人間性の素晴らしさにただただ驚く。どうしてこんな風に生きられるのか。尊敬する。

最初の数ページで、この話の着地点が説明されていて、その後の読書欲に多少影響しますが、作者が毒母を最低な女としてズバッと断罪して決別しているシーンは、とても良かったです。画もシンプルなのに、不思議と多くの事を語る魅力があります。

元々Twitterをフォローして読んでてファンになったくちです。安定して面白いしとても勉強になるんですけど、描き下ろしとかそういったものがなく、Twitterに載せてるものをまとめただけという感じで少し残念です。

pixivの時から愛読していました。書籍化おめでとうございます！ゲイ風俗の世界と割り切って見れば大変に興味深い読み物でした。まだまだお若いんだし頑張ってください。あと上手く毒母から逃げ延びて自分の人生を歩んでくださいね！！