レビュー一覧

オンナは恐いというより、時代に抑圧されてこんな形で飛び出すモノがいた、という感じもしますが…本当の悪女は、このなかで数人でした。哀しい境遇をなんとかしようとした結果、という気も…「ひゃあ~~~、オンナは恐いねぇ…」と事の本質を捉えず目の前のスキャンダラスな事象を酒の肴に喜ぶのはいつの時代も変わりませんねぇ…

時代ものが好きなので購入してみました。癖のある絵で好き嫌いが分かれそうなのと、全体的に黒っぽいページが多くて読みづらい気もしますが、味があって時代ものには合っています。青年漫画にありがちなエロ満載ではないので、女性も読みやすいと思います。女性はいつの時代も恐い、と痛感させられました。

皆、本当の悪女では無く、時代の流れや不条理や理不尽に巻きこまれた、悲しい運命を背負ってしまったと思う。話しが短い分、エロや、全体的にこじまんりし過ぎて、残念だった。

講読ポイントが安いにもかかわらず読みでのある作品でとても満足しています。土山しげる氏の作品はどれも期待を裏切らないので、安心して読めます。

時代劇を見てるかのように楽しめた。女は怖いけど、男も怖いし馬鹿だ。悲しい背景もあったりするけど、泣くまでいかずにスラスラ読めちゃう。作者の飯漫画が好きで読んだけど、絵が同じで好きだからこそ楽しめた。

なんともまぁ色気がある漫画でした。江戸時代くらいの恋愛に関するお話が、エロくもグロくも描かれています。歌舞伎ものなのかしら。

各話を無理に短くまとめたのか、話しの世界に気持ちが入る前に終わってしまう感じです。グルメ漫画の印象が強いのか、絵のタッチにも色気を感じませんでした。

ページ数の関係なのかもしれませんが、まとまりの無い印象でした。