レビュー一覧

内容はいいと思いますが、1ページに1コマか2コマしかなくて、上下が真っ白で真ん中に1コマだけとか。それでページ数が少ないので1巻が凄く短い。これで100ポイントは高いかなー。余白が多くて絵が大きいのは読みやすくて好きなんですけど、その分はページ数でカバーして欲しい。

最初の階段がドーンとあるページがとてもインパクトがありました。コロコロしておっとりとした主人公が、どんどんと病んでいるのが辛いです。

私も転校多かったから共感する点が多々あった。絵はシンプルで読みやすいけど、コマ割りはさすがに大きすぎな気がした。

思春期に引越しという大きなイベントをきっかけにした不登校の気持ちが良くわかる。

自分を偽り、仲良しの友達間に力関係もあって空気読む事が暗黙のルール...。この主人公も、大人からは何の問題ない中学生活に見えたのだと思う。中学女子の生きるか死ぬか、戦争のような厳しさを教えてくれる作品でした。多くの学校関係者や父兄に読んでほしいと思いました。

コマ割りが慣れ親しんだモノとは違い不思議な感じでした。私も転勤族で幼稚園3つ、小学校4校、中学校2校通いました。地域によって言葉や習慣が違うので慣れるまではとりあえず目立たないようにしていました。ちょっとそんな日々を思い出しました。

とりあえず主人公の髪型が鼻につく。ボブならボブにしておけばいいのに。

何回も転校するたびに新しい人間関係を築いていくのは大変だと思う。

なんか人のせいばっか。自分はいい子ちゃんでいたいために腹の中でグチグチ言うだけで愛想笑いばっか。そりゃ信頼できる友達なんかできねーの当たり前。

主人公の気持ちわかります。絵を描くのがマニアックって…。同級生や先生が悪い。隣の席が派手な子だったのも運がなかったね。