レビュー一覧

ちょっとひと昔前のコメディタッチの恋愛小説の様な感じがしました(^^ゞその立役者は犬のカーン、そして双子の兄のヒューゴでしょうか？不倫騒動から端を発した恋愛ストーリーなので、誤解をどう解いて行くのか、ちょっと物足りない部分が有りますけど、サクサク読めて、ちょっと笑えるそんなお話です(^_^)v

ストレスなく、サクサク読めました。誤解されて侮辱されて・・そうやって虐められる話しが好きな私には良かったです（笑）こういう内容は、ヒーロー目線での記述もあるともっと好きなんだけどな。ラストで、展開が早くなってしまったので、あれはどうなったんだろ？っていう細かいところが気になったのでマイナス1です。でも登場人物がそれぞれいい味出していたので楽しく読めました。

楽しく読みました。でもその楽しさの多くはお兄さんと犬の力です。ヒーローには、いくつか気になるところがありました。いくらお互いに愛を感じておらず、ある意味自由な関係であったとしても、婚約者がいる家でヒーローがヒロインと愛を交わすのはちょっと……。最初はヒロインに対する牽制で婚約していると騙していたのかと思ったのですが、本当に婚約しているのに、それはないでしょ。それはヒロインに「妻と愛人は別」と言って迫るところも同じです。そもそも義父の愛人だとヒロインを責めてここに連れてきたのに、自分も同じことしていることに良心の呵責を感じているような描写は全くなし。最初からヒロインをそういう女性扱いとしか思えない。それって、どうなの？プロポーズするときにもこの言葉を打ち消すような発言もなかったけど、ヒロイン、こんなヒーローを信じられるの？普通はちょっと信じられないと思うな。そこは謝罪してほしかった。全体的にヒーローは上から目線で、自分の中だけですべて解決。ヒロインに対する愛情もあまり感じられず、最後にもう少しヒロインの愛を手に入れるためにヒーローが苦しんでもいいのにと思い、３つにしました。

ヒロインがよく言えば純粋、悪く言えば浅はかで愚かな女性です。ぺらぺら余計なことまで喋ってしまう浅慮な人なのでマスコミに追いかけられるのも自業自得なところがあります。ヒーローは婚約者がいるのに同じ家でヒロインに迫ったりベッドインしたりと信じられません。それはたとえ愛がない婚約だったとしても人としてどうかと思うしそれにのっかってしまうヒロインの軽薄さも受け入れられません。マスコミに包囲されてる割には簡単に外に出られるし設定も甘いかな。