レビュー一覧

絵はとても綺麗で男性的な身体付きも魅力的なのですが、ストーリーがいまいち萌えに結びつきませんでした。相京が“人嫌い”となった過去（獣人だったクラスメートを庇えなかった負い目）もそれで獣人フェチビッチ（なのかな）になった経緯も弱いし、いきなり獣＋人ミックスの青褐を「獣人とヒトとの架け橋に」とメディアに無理やり引っ張り出そうとする経緯も突然。何か暗い部分を抱えた水城という男の正体や目的もこの巻では不明のままだし（続きが出ると仮定して）すごい盛り込みすぎたために、獣人ミックスの葛藤や、この世界で人と獣人との間に立ちはだかる壁、相京と青褐それぞれの自分の中での成長、そしてHも中途半端になってしまったような気がします。出来るならこの巻は相京と青褐の出会いと、彼が稀少な獣人ミックスとして生きてきた幼少期から今に至るまでの苦悩や母との思い出、他人と関わらないために絵本作家となった経緯やその話の内容などにフォーカスして、水城の登場は次巻に持ち越した方が良かったように感じました。

絵も綺麗でエロもすごく良かったです！途中シリアス方面に行くんだ！と驚きつつも読み応え抜群でした！！！

なんというか、中途半端。獣人というよりケモミミだし、差別とかシリアスなテーマを扱っているわりに軽いし、攻めがとことんマザコン＆オコチャマで萎えるし、エロもエロくない。設定いいのに方向性が迷子って感じ。伏線も回収しきれてないし、いろいろ残念。

可愛かったです。新しい登場人物の話はいらないと思いましたけど作家としてはストーリに主人公の苦難とか入れたかったんでしょう。個人的には出会い、デート、恋人として自覚、幸せな結末以外は不要だと思いました。＊参考にする人がいるかは分かりませんが、苦難のほうが必要以上に長いです。それだけです。

獣人系が好きで購入しました！最初はオドオドしていたけど獣人イケメンよかったです！

お母さんの言葉に縛られ、テレビ出演からはお母さんに似たマネージャーの言葉に縛られ、世間の批判、差別にやつれて。終始、ビクビク、おどおどしています。最後は恋だと自覚してマッサージ師の元に戻る。腹黒マネージャーも、裏に何か抱えているようですが、いつか書けたら、とあとがきにあったので、この作品では謎のままです。獣人、ミックス、人間間の差別が底にありますが、重すぎず、さらっと読めました。表紙の肌の色が個人的にダメでしたが、中は白黒なんで大丈夫。

作者さん買いです。好きな作者さんなので気になっていたのですが、表紙のキャラクター(攻め)の肌色がどうしても苦手で触れずにおりました。ほんの内容は白黒ですので、攻めくんの肌色が褐色キャラクターのトーンのような感じなので大丈夫でした。はやく読めば良かったです。

主人公が今まで外界との接触を断っていたことを差し引いても流されやすすぎてイライラしました。お話の設定は良かったと思いますが活かしきれていないかんじでした。

なんとなく物足りなかった。シリアス・トラウマが描きたいにしてはあっさりしてるし、ストーリーが描きたいにしてはシリアスとえろの分量がバランス悪いし、で、ぶれている印象。えろな絵は割とノーマルでえっちさはそこまでではないかも。

晴屋うまこ先生の作品！って感じです。あだ、受がビッチ設定なら、もう少しそういう描写が欲しかったなーと思いました。攻は子どもみたいで、イラッとしました。お互い何でそんなに惹かれたのかよく分からなかったです。私は48時間レンタルで十分でした。