レビュー一覧

2年前に秘書のヒロインは暴漢に襲われそうになり男性恐怖症になっています。ヒーローはそんなヒロインに男を感じさせないように友人として接し続けていたけど我慢の限界に。友達でいたはずのヒーローが変わってしまい戸惑うヒロイン。ヒーローはどんどん男の顔を見せてヒロインを怖がらせ、いつまでも逃げてはダメだと言うんですが・・。でも女性が乱暴されそうになるというのは一生背負うほどの傷でありトラウマになることなので、乗り越えるのは簡単ではないんですよ。ヒロインが頑なすぎると思う人がいたとしたらそれはあまりに思いやりに欠けるし自分が一度でも同じ経験をしたらそんなことは軽々しく言えるはずないです。お話的にはまるでヒロインが悪いみたいな感じですが、現実だったら重いテーマですね。最後、ヒーローを思ってヒロイン自ら抱かれに行ったりするのは好みの展開ではなかった。ヒロインから愛していると言うまでヒーローが自分からは絶対に愛しているとは言わずにしつこくヒロインが告白するまで待つのも意味がわからなかった。