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悔しさと憎みの描写が物足りないと思いますけど。。。

ずっしりどよーんとした読み応えで、ハッピーな気持ちになるお話ではありません。狂ってる受に巻き込まれていく攻も負けず劣らずだんだん狂っていきます。病んでるカップルが萌えなので好きなタイプのお話でした。

攻が狂気に侵されていく描写は好きだけど、受の性格が子供過ぎると感じた。就職して大人になった？いやいや、仕返ししていいんだよとか言いつつ自分の感情を押し付けて、攻を自棄にさせて、無自覚に脅迫した高校生の時から成長していないね？って思ってしまった。何でも攻の言うこと聞くよ→じゃぁ出ていけ、二度と顔見せるな→イヤだ！何されてもいいから傍にいる！…って、あれ？言うこと聞いてないね？なのに最後、攻にはあの時言ったじゃん、って迫るの？？…私にはまだ早い作品だったのかもしれない。

何だろう。よくわからない状態が終始続きます。狂気を帯びた上司の息子に好かれる主人公の話なんでしょうが、主人公も狂気を十分持ってると思います。