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フルール版既読です。とてもとてもとてもすきなお話。完全版を楽しみにしていました。嵐の夜は二度目の夜。たっぷり加筆されてて、これがまたいいんです。。「寂しい」「たまらない」「もっと近くにきて」と懇願し、抜けないとげを見せて、それごと包まれたとき、こぼれるように思いを告げた和章が泣けました。。こういうひとだったんだなぁ。。「ふったらどしゃぶり」を読んだなら、ぜひこちらも読んでみてほしい。。夢見心地な読後感です。個人的に和章は一穂さんの攻め部門で殿堂入りしてます。彼がつくる「ナイトガーデン」のタンブラーが実際にあったら欲しいな〜。ファンブックで一穂さんが「このひとの献身は精神的な軟禁に近い」とおっしゃってましたが、なにそれされたい。。
主人公の柊自身、祖父、両親がみんなそれぞれトゲを抱え、それをふっと垣間見せるところにじんと来ました。
前のバージョンも持ってるので、完全版って加筆修正をわざわざ買い直すのは悔しくて☆1つ減らしたいけれど、内容が良すぎて濃すぎて文句なく☆フルでつけないといけない気分になりました。加筆部分はやっぱり読んで良かった。とても。「降ったら〜」は好き嫌いが多少分かれるかな、と思いますが、「ナイト〜」を深く味わいたいなら、そちらを読んでからこちらを読むのがおすすめです。
まず表紙が素敵すぎませんか?ずっと眺めていたい…。一穂さんのファンですが、よくぞ毎回異なる人物像を書き上げられるなあ…と感心してしまいます。降ったらどしゃぶりの和章は、私には理解できなくて、本作の序盤も同じ印象でスタート。柊とは真逆の性質でなかなか噛み合わない。だけど嘘がない、それぞれに心に棘があるという点は共通していて、少しずつ心が近づいてゆきます。和章の変化が見どころです。ストレートな性格だけに、そうなってからは結構甘い!エッチの時にも色々確認してくる〜!柊は、23才にしては幼いな〜、周りも心配しすぎじゃない?と思わなくもなかったですが、恥ずかしがる様子がかわいいです。面白かったです。とりあえずふったらどしゃ降りを読み返します。
過去に傷ある2人を繊細に、でも時に抉るように書ける作家さんだと思います。ふったら〜であれだけ傷ついた和章が時間をかけて柊と向き合い癒されて自分の気持ちを受け入れていく過程がとても切なくて、でもそうできる相手と出会えて良かったと読む側も思いました。電子版がこんなに早く出るとは思っていなくて(前作は紙版から半年くらいかかっていたような)先行で紙版で読んでいたのですが電子版も買ってしまいました…それくらい私にとっては好きな作品です。
スピンオフ、なんですが私の中では本編を超えてしまいました。一穂さんの作品はどれも好きですが、ナイトガーデンは断トツ、トップ独走です。人が苦しみや悲しみの淵から少しずつ回復し再生していく様を、柊が大切にしている植物や2人が出会った山の中の自然の美しさと共に描かれ、和章が再び創作する作品として結実する。切なくて綺麗な、そして最後にはこの上ない幸せが待っているお話です。感涙必至。ティッシュ箱を準備してから読むことをおすすめします。
降ったらどしゃ降りが、良かったので、スピンオフにつられてポチリました。和彰が、どうなったか気になっていたので読めて良かった。
ふったらどしゃぶり、メロウレイン、を読まれた方は必ず読んだ方がいい!断言します。さて、一部ネットでも話題になっていますが、読み順を正しく読むと、より世界観に没入できます。細かい読み順はネット上で識者の方が披露されていますが、めんどくせーなー、という方は、思い切ってナイトガーデン読了後にメロウレインを読んだ方がいいかもしれません。さて、肝心の内容ですが、整とイチカズがサラリーマンという社会の中で、しかし時代の流れに沿って同性カップルとして生活を送っていくのに対比して、柊とワカズはどこか浮世離れした中で、しかし現実社会ときっちりとつながる中での今後の成長が予感できるような、ファンタジーではなく、リアリティのある作品でした。
ふったらどしゃぶりのスピンオフ。和章にもやはり理由があり、過去の愛は、結果的には成就しなかったのだとわかりました。柊と心身ともに幸せになれそうで、よかった。
前作では辛い思いと別れをしたかずあきさんが、新しい出会いで前向きに生きていく過程が良かったです。柊と出会えて、かずあきさんには、こうした人生か待ってたんだなぁ、としみじみとしました。
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フルール版既読です。とてもとてもとてもすきなお話。完全版を楽しみにしていました。嵐の夜は二度目の夜。たっぷり加筆されてて、これがまたいいんです。。「寂しい」「たまらない」「もっと近くにきて」と懇願し、抜けないとげを見せて、それごと包まれたとき、こぼれるように思いを告げた和章が泣けました。。こういうひとだったんだなぁ。。「ふったらどしゃぶり」を読んだなら、ぜひこちらも読んでみてほしい。。夢見心地な読後感です。個人的に和章は一穂さんの攻め部門で殿堂入りしてます。彼がつくる「ナイトガーデン」のタンブラーが実際にあったら欲しいな〜。ファンブックで一穂さんが「このひとの献身は精神的な軟禁に近い」とおっしゃってましたが、なにそれされたい。。