Web BABYで殆ど読んでいましたが、加筆修正、描き下ろしがあるとのコトだったので購入。内容紹介通りの内容、攻め受けなので感想のみを…。雑誌で最初読んだ時はあまりハマってませんでした。日常系で盛り上がりに欠けるな…と…。しかし読み込んでいくと、会話、心情描写がじわじわと染み込んできて、良い話だな…と変化。スルメですね。優しい絵柄なので、ドラマチックな展開でもあまりドラマチックに感じ取れない所は、損なんじゃないか?コマ割りでもうちょっと劇的に描けるんじゃないか?とも思いましたが、この素朴で.リアルで.カントリー調の絵柄には、あまり波風が立っているように見えない方が合っているのかな…とも思いました。総一(黒髪受け)が、昔から悠次の気持ちに気付いてた…というのが何だかグッと来ました。表題作の他に短編が1つ入ってました。森の中で出会う、大人と子供(中学生?高校生?高校生と信じたい!w)のお話。流石に無いというか、唐突というか、都合良すぎだと思います。でも、nojiさんの優しい丁寧な絵柄が、その違和感を打ち消しているようにも……打ち消し切れてないかww。危ない、雰囲気の良さに流されるトコロだったww。雰囲気は良いので、気にならない方もいると思います。 評価は初コミックスというコトで、星1つオマケしました。初コミックスでこの絵柄! 今は初コミックスでも、絵が上手な作家さんが多いですね…。次回作も楽しみな作家さんが増えて嬉しいです。 描き下ろしは8ページ。イチャイチャしてました。8ページの描き下ろしでさえ、台詞回し、心情描写で読ませるストーリーでした。
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評価迷いました。幼馴染の長年の片恋が成就するほのぼのラブストーリーで、リアリティ織り込んだ日常系BLです。総一は悠次の想いに気づきながら距離を置かずすんなり気持ちを受け止めようとする受けで、兄貴分なところを失わずグズグズにされることもなく照れ隠しに減らず口たたくようなところが本作で一番の萌えでした。やっぱり幼馴染と身体の関係を持つって照れくさくていたたまれないだろうから、それが自然な反応だろうなと思います。ただ、だからこそ総一から悠次への熱が最後まであまり感じられません。見方によってはそれはやっぱり家族愛的なところでとどまってるんじゃないの?とも思える。リアリティ減だとしてももう少し総一のあふれ出る感情は見たかったな。ですがデビュー作でしっかりした描き込みに安定の世界観で次作も期待できそうというところの評価で5です。