レビュー一覧

よく設定がわからないお話でした。この作者の絵は全体的につるっとしてて年齢に応じた絵の描きわけや心情の厚みが少ないのでお話の意図を汲み取りにくかったです。

1話ずつ主役が代わるので飽きずに読み進められましたがエッコレで完結なの？と結末がお粗末過ぎて読み応えが全く感じられませんでした。

この作者さんの話はいつもなんというかすごくて大好きなんだけど。正直、これは？と思った。無理分しか読んでいないんだけどこれは私の好きな話ではなかった。残念。

心の中や揺れ動く様が良く分かります。おもしろかったです。

作者の力量が存分に味わえる連作。「何かが起こるはずの夏」に何も起こらない、という切り口は秀逸だ。それでもバタバタしないヒロンたち。何も起こらない夏のほうが普通だよね。

それぞれの短編がオムニバス形式になっていて、きちんと前編繋がってます。高校生のキラキラとした青春漫画で懐かしい思いをしました。玉井さんが凄いミステリアスに描かれています。

大好きな4コマ漫画のキャラも女性にモテモテのおっとこまえの女の子。この設定大好きです。

男っぽい女子高生の話といえば、吉田秋生の桜の園！だけど、これもまたよろしなぁ、と思わせる。ワキの設定が面白い。

あー、こういう女子、学年に一人はいたなぁ。なんか懐かしくなりました。

作者のテンポと話でしたが絶妙で大好きです。女子高生の浮いたり沈んだりが面白かったです。一話完結最高！