レビュー一覧

☆3.5。親に愛されず寂しさのどん底にいる美人が、甘さも苦さもある大人に惹かれるお話で、コーヒーのような味わいはあるんですけど。でも。作者様のは全部読んでるんですが、その中では一番ピンとこなかったです。やっぱり母親とのその後に何も触れられていないのは消化不良。そこが少しでもいいほうに転がらないとホントの一歩にはならないんじゃないのかな。あと受けは初めての男についていく雛鳥みたいだし、攻めも攻めで千種が今後巣立つためのステップになろうとしている感じが最後まで拭えなかった。二人の本気がいまいち見えなかったのが残念です。

昔の作品が好きで借りました。なんだか、深そうでそうでもなくフワフワっと終わるのですが、物足りない感は感じませんでした。不思議な読後感ですが、ラブラブです。

ピンとこなくてイマイチでした。受けが独りよがりというか子供すぎてもう少しだけ精神が大人なら良かった。それ故に描かれているだろう未熟な上の危うさやエロさを感じ取れないのが残念です。オーナーに役割持たせすぎな気もするし攻めが受けのどのへんに惹かれたのかもわからなかったです。絵が綺麗なだけに熱が色々と感じられない印象に残らない話でした。

北畠あけ乃先生の新刊楽しみにしていました！淡々と進みながらも少しずつ心が温かくなっていく感じ大好きです。千種よかったねっ！

星2.5。ああ…ちょっとガッカリしました。作者様の作品は「243分」が良くて結構いいレビューを書いた記憶がありますが、これはあのとき感じたドキドキやワクワクが全くない平凡な作品になっちゃってました。そう、とにかく平凡なんです。あの作品を描かれた作者様ならもっと面白い展開になるのかと思ったのですが。残念です。

背景が白っぽい気がするのですが、絵がきれいで、お話の世界に浸りやすくて好きです。主人公の今までやトラウマなども含めて、説明はそれほどされないけれど、ちゃんと察することができる程度には情報があるという、説明過多じゃないところも好みでした。年下のゲイの子が未経験なのを隠して好きな年上男性にぶつかっていく。絆される年上男性……というある意味王道展開を予想していて、大筋ではそうなのかもしれないけれども、年下の受けの子にあるものが最初は恋だけではなくて、年上の攻めのほうも絆されているようでいて、簡単には甘い態度にならないところがすごく新鮮でした。それでいて、いつのまにかちゃんと甘くなっていて、それがすごく自然なので、ほんとにすごいなーと思います。読後感は満足です。つい、続編を読みたくなるけど、余韻を残してこの辺で幕を引くのがいいのかも。スピンオフは読みたいです。そのスピンオフ作の片隅に、交際を続けて安定カップルになってる今作の二人の姿が垣間見れたらいいな。

滅茶苦茶良かったです！捨てられた過去をもつ淋しい千種と、人に執着しない楠木が、少しずつ近づいて、両思いになるまでが丁寧に描かれていて感動しました。

ん〜♪、素敵です♪硬質な線に最初、戸惑いましたが、この線だからこその、世界観。どの登場人物にも物語があって、それをよんでみたい。素敵なお話。このセンセのお話、もっと読みたいです。

ノスタルジックで、柔らかい作風で後読感がしっかりとあります。話の内容は、捨て鉢な受けと塩対応な攻めが絡み合ったらloveが生まれましたと簡単に書けますが、読み手によって肉付けされていく作品だと思います。皆様の感想も楽しみな作品です(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))

ひたすら、エロくて甘かった。タイトル通り。でも、ノンケの彼が堕ちた理由は分からない。ま、彼も言っていたように、恋はするんじゃなくて堕ちるものだから。彼等の恋が長く続きますように。