レビュー一覧

単なるBLじゃない児童虐待でその後の人生、人格形成まで左右する。重い話だけど、この漫画に屈折はしてるが愛を見せてくれている…現代でも希望があるといいなぁと思う。

うわぁ…こわかった。タイトルから掛けている閉じ込めた記憶がいつ爆発するのか、それはどんな瞬間なのか、怖いもの見たさで一気に読みました。時々可愛らしい絵になるのも良い塩梅、作者さんのBLまた読んでみたいです。

病み系はけっこう好きです。この作品もいい感じに病んでいますが、その元がお互いろくでもない親だと言うのが、何だか苦しくなります。絵は少女漫画のように可愛らしいのですが、だからこそ不気味さが際立つ気がします。

とても怖い…んですが、良かったです(*T^T)BLでこんなハラハラドキドキしながら読んだのは初めてです！最後に翔平が一部だけ一緒と言ったのが気になりますね～どうやって全部一緒になる気なのか？！陵を食べるとか…((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ！本当に良かったと思うんですが、BLで大事なエロ感があまりなかったかな～(-_-)゛こんな内容だから感じなかっただけかもですが、それで☆は4個です！

タイトルの「パンドラ」に惹かれて購入。ギリシャ神話の一つ，パンドラの箱をモチーフに描かれていますが，神話っていうのは本当に普遍性の高いものだな思いました。後書きにあるように「パンドラの箱」の解釈には諸説あって，ラストのメリバの拠り所として，作家さんは哲学者ニーチェを読まれたのかな，と思いました。ニーチェは，希望を悪のラスボスにしてしまっていますから。希望でもなく絶望でもないラストは，物語としては良い選択のように思いました。お話は，児童虐待など辛い場面もあるので，地雷の人は要注意です。こんな過去のトラウマを抱えた翔平には，養父母はあらわれなかったのかな？凌への執着は「愛」というよりも「恨み」の方が強いように感じました。これも，ニーチェ的発想ですが・・・翔平の過去をもう少し描いてほしかった。翔平の八重歯？が登場シーンから不気味でした。

壮大な物語でしたね…！映画1本観とるかの様な体感でした。えろしーんも豊富で大満足です。執着、ヤンデレ、めちゃくちゃ好きなので私的には大ヒットしました！ただ、読んだ人の中には終わり方に不満がある人もいるかもしれませんが、作者様のあとがきを読んでほっこりしたというか、もう堕ちたとこまで堕ちたし、これからは上がるだけなんやなって不思議と前向きに思えてきました。良作をありがとうございました！

病んでるのは凌くんかと思いきや、まさか二人ともというか翔平の方がむしろ重い？ようです。超シリアスな内容なので、気楽に読みたい時には避けた方が良いかも…

良かった。攻めの方が大分やんでます。怖いとか色々書かれてたので読んだのですが…全く怖くなく…痛いと悲しい…かな。現実にも虐待はあるし辛い過去も変えられないけど後書きにもあるように本編は不穏な感じでおわるけど、この2人は最後はhappyになると思う。もがいて苦しんで今と向き合って過去と向き合って乗り越えていくしか未来をいいものにするのは親でも友達でもなく自分たちだから。頑張れ2人。後書きのおかげで本当に良い作品に仕上がってると思う。作者様、お疲れ様でした。

子どもの頃のトラウマが可哀想でした。執着と狂気のストーリーでした。

作品紹介読んでずーっと気になってて、安くなってたので購入。単純にストーカーな行動だけでなく、先回りしてガチ犯罪の伏線が、恐るべし。作品中は相手を止めることはできてなかったけど、同じような境遇でも同じように闇落ちしなかったり、相手を救いたいっていう気持ちがあったのは、里親に愛されて育ててもらったからなのが本当に救い。自分が受けた愛情を相手に、どうか救って幸せにおなりー！