レビュー一覧

ダークファンタジーっていうんですかね。お家のために過酷な役目を背負った春野が、姿を消してしまった唯一愛してくれた兄を探すために情報屋と関わり、そして思いがけない真実に行き着く。愛に飢えたひとりの貴族の救済系のお話です。絵と相まって世界観はかなりしっかりしていますよね。そこにハマれるかどうかかな。サンプルが好みなら間違いないかと思います。

なんという世界観、これはBLのジャンルじゃなくても面白いと思える作品ですね。画力も相まって作中にどんどん引き込まれます。時代背景、各キャラの設定、ストーリーの全てがとてもよく考えられていて完成度が高く読み応えがあります。

1冊に纏まるのを待って購入しました。1巻で完結のようですが、展開が早くて駆け足な感じがしました。情報屋＆ノア対NEOで話を広げたり兄が見付かるまでの過程を引っ張って2、3巻続けてもらいたかったです。というか、壮大なストーリーで長編の話になるのかなと勝手に思っていました。とはいえ世界観も好きだし絵はとてもきれいだしで☆4にしてみました。

何故？何故こんなに評価が伸び悩んでいるのでしょうか？確かに一冊に纏めるには勿体無い程設定が濃いですし駆け足気味ですけど、それを差っ引いたって凄い作品ですよ。絵とかめちゃめちゃ綺麗だし。BLより少年漫画っぽい感じ。三輪さんや田島さんの様な白と黒のコントラストがはっきりしたスタイリッシュな絵柄。好きな人には堪らないですね。正直恋愛だけで見れば響さんの心情が分かりづらい。というか、えっ、何で！？ってぐらい謎。でも良いです。春野君が可愛いから全部良いです。情報多すぎだし仕方ない。ああ、出来れば続編とか読みたいです。そんなにBLに重点を置かなくても良いので、この世界をもっと見たい。彼らの日常や社会がどう動き人々がどう生きているのか。これから追いかける事間違いなしの作家さんです。

なんとも不思議な世界の話でしたが嫌いじゃないです。これは続くのかな。そしたらまた読みます。

不思議な世界感のなかで話が進んでいきます。でも、説明が過ぎるとページが無くなるので頃合いが難しいですね。まぁ余り追求せずに読み進めても支障はないですが、この世界観で続編があると理解しやすいかも…ですが、絵は綺麗ですし響と春野の関係が近付いていく過程は楽しめました。最後は春野が開放されてホッとしましたね

アキハルノビタさんの漫画が大好きです。 先生に最初に連絡した漫画はこれでした。とても嬉しいです。 先生の絵のスタイルは、暗いおとぎ話やファンタジーシリーズを描くのに非常に適しているといつも感じていました。 線がとても綺麗で、絵もとても綺麗です。 NEOの設定がとても好きです。 若いマスターは本当にとても哀れです。 この物語の世界が大好きで、響さんと春野さんの話ももっと見たいです。 春野はとてもかわいいです。 春野が「家」を出たとき、私は本当に感動し、安心しました。 春野は高貴な家族に甘やかされたカナリアに属していたはずだ、おお。 ついに鳥が檻から逃げ出したような気がします。 彼の兄は彼を愛で縛った。 ああ...私はこのようなねじれた気持ちが本当に好きです。 この世界はとても歪んでいて、私はそれが本当に好きです。機械翻訳されているため、意味が少し偏っている可能性があります。すみません！

独特の世界観ですが引き込まれました。自分の息子に娼婦のような事させている母親が何故なのか？とても気になっていましたが、なるほどと納得の展開。行方不明のお兄様は途中からこの人か？とわかっちゃいましたが、狂気的な家庭に育った春野が一番の被害者でした。でも自分を愛してくれる存在を見つけられて良かった。

絵柄とお話がマッチしていて、ダークファンタジーの世界を堪能できました。お母様と兄さまが変わっていってしまったのが、致し方なしと思わせる丁寧な描写ですが、やはり春野君には辛い、辛すぎる。でも、ちゃんと救いの未来があることで読後感は良かったです。

この作者様の独特の雰囲気が大好きです。これはストーリーが練られているので、BLとかHとかはおまけみたいな感じで楽しみました。うさちゃんが歪んでいるんだけど切ない……。