レビュー一覧

単なる殺人事件とその犯人を匿うゲイの男、犯人を追うベテラン刑事とその相棒となった新米の女性刑事… それだけではなく、各々が抱える闇というか過去というか色々なものが混じり合ってすごく深いストーリーになっていました。昨今、漫画の安易なドラマ化が多すぎて辟易していますが、こういう作品こそドラマで是非見たいものです。

最後…こわっ 郷田マモラさんは今までも世の趨勢に乗るところがあって、それが作品に反映されることがままある作家さんでした。今回はLGBTかーと思い読み進めておりましら、その他にも震災のPTSD、幼児虐待、認知症介護等など盛りだくさんで、世の中というのはいろんな憂心で溢れているなと思いました。ですので死を選ぶことに慨嘆はあまりないですね。よかったかどうかは本人にしかわかりませんから。一つ、今までの郷田マモラさんと少し違うなと感じたところは、モリのアサガオにしろ星屑の少年たちへにしろ、他の作品でも決着をつけて説明するためにだいたいわかりやすい説明しやすい巨悪を用意されるんですが、今回はそれがない。人ははっきりとした結論を欲しがります(あっていてもあっていなくても)説明がつきやすい理由をほしがります。郷田マモラさんはそれを用意する作品がほとんどであったのに今回は心境が変わったのかこれまた時勢の流れにのっているのか、お任せしますエンドでした。ちょっと珍しいなーと感じました。

郷田先生買いですが、これはまた一皮むけた面白さ。最終巻まで追いかけてよかった作品のひとつ。

罪を犯した人間が、最後どうなるのか気になりました。波乱万丈で面白かったです。

10円だけど、5巻ぜーんぶ10円で買えるけど、絶望的に絵が好みじゃない泣

どっちに向かうのか次のページの展開が読めないのが面白い。

すごく読まされた。どんどん明かされてく謎が凄かった。ちょっと当事者への心の解釈がご都合主義に思えて、そんな風になるかな？っていうのはあったけど、単純に面白かった！買って悔いなし！

今までの郷田マモラ先生の作品にはない読後感です。うまく表現できませんが不気味さが残り、とても満足しています。次回作はまた先になるのかな〜？楽しみにお待ちしています。

作者の味が出ていて、登場人物たちの心の闇が非常に気になる。早く続きが読みたい。

作者は男性でしょうか？独特の絵のタッチがすごい迫力。