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作者買い。本っ当に作者様は引き込み方が天才的だと思います。どれを読んでもグイっと掴む力が強く逆らえません。が、多分はっきりした話がお好きな方には合わないんじゃないかな。お人よしで断れない大学生の心の奥にくすぶる罪の意識を顕在化させた、夢とも現ともつかず進む話です。とても雰囲気あるお話なので普通のBLに飽きた方にはおすすめしたい。また、同時収録の短編は分冊版読んで衝撃受けたのですが、川のにおいまで伝わる見事な描写。紹介文にある「珠玉」の言葉のとおり短編としても素晴らしいので、こちらからでもぜひ。
作中に挙がるのは『幼年期の終わり』だけど『ソラリス』のようでもあり…でもやっぱり核にあるのは、色とりどりのゼラニウムの花言葉かな。佐久間と「予期せぬ出会い」をし、訳も分からぬまま「慰め」に巻き込まれる環。魔除けの花が魔を呼び込み、内から蝕むという捻りを入れ、魔が充分育って咲き揃うと、宿主を求めて移動する怒濤の展開に突入(ここスゴイ)。最後に環の「あなたの愛を信じない」境遇が明かされる。愛に疑問を抱いて以来「憂鬱」だった日常が、佐久間(魔)との出会いで「君ありて幸福」な世界へと変わる物語。起承転結が素晴らしく、無駄なコマが一つもない。もう一編は河童伝承をモチーフに、綺麗な川が流れるキレイなだけではない田舎に戻って来た主人公のお話。亀甲模様にビー玉 飴玉 尻子玉(笑。俊英を堪能できる一冊です。お見事。
誰かにこう解釈するんだよって教えてもらいたい…私の理解力が足りなくて、この作品の何か核心的なところが見つけられないでいる…病みBLって、対相手への強い感情・執着があって病むような気がするんですけど、この作品の場合相手ありきというより状況がそろってから相手っていう起爆剤があってそうなったような…
低評価すみません。ストーリーがよく理解出来ませんでした。何回か読めば理解出来るのでしょうか? でもなんだか読み返す気分になれないので、読解力がある方に、事細かに解説レビューを付けて頂きたいです。 絵柄は好みの感じだったのですが、手の描写で気になる部分が2箇所有りました。首を絞めるシーンなのですが、頭.顔の大きさに対して手が大きく感じる部分がありました。決めるトコロの絵だったので気になりました。コンドームをつまむ手も好みじゃなかった。デッサン狂いを感じたし、爪の形が男性にしては縦長すぎに思えた。ココも印象的な決めるシーンだったと思うので、もうちょっと細部に渡って丁寧に描いて欲しかったです。多分、修正する能力がある作家さんだと思うので、細かく指摘させて頂きました。あと、この部分は完全に好みの問題だと思うのですが、受けがニタニタ笑っていて可愛げが無いのも、好みから外れていました。
頭のいい方や個性的な作品好きな方にはもってこいの作品かなと思いました。題材が独特で作者さんのタッチや雰囲気は好みですがストーリーがハマらず。
素晴らしかったです。そして確かに好みは分かれると思いました。魔除けの花であるゼラニウムが育つ様子と攻めの中の魔が育つ過程が上手くリンクしています。タイトルが凝っているので、色により異なるゼラニウムの花言葉と攻めと受けの内面や関係性の変化をかけているのかなと思います。赤いゼラニウムの花言葉は「君ありて幸福」深紅のゼラニウムの花言葉は「憂鬱」黄のゼラニウムの花言葉は「予期せぬ出会い」白のゼラニウム「あなたの愛を信じない」ピンクのゼラニウムの花言葉は「決意」
このダークファンタジーさがなかなか他になく、とても面白いです。違和感を的確に描かれていて、ダイレクトに伝わります。2作とも一冊丸っとのボリュームで読みたかったです。
あああああー。むつかし過ぎるよ。どゆこと??わからなかったあー。面白くないとかじゃなくて、難しすぎて何の話かよくわからないから、評価もしようがないよー。たなとさん大好きだからチャレンジしてみたんだけどもー。撃沈ー。
はっきりしない落ちも好きですが私にはちょっと難解でした。読み手に委ねてくれるのならこの2人は君ありて幸福って君じゃなくてもよかったのではと思ってしまいました。お互いにおもちゃとして視ているように感じてしまいました。
不思議なお話でした。こう、みな何かしらを抱えて生きているのだと改めて実感した一作です。面白かったです。
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作者買い。本っ当に作者様は引き込み方が天才的だと思います。どれを読んでもグイっと掴む力が強く逆らえません。が、多分はっきりした話がお好きな方には合わないんじゃないかな。お人よしで断れない大学生の心の奥にくすぶる罪の意識を顕在化させた、夢とも現ともつかず進む話です。とても雰囲気あるお話なので普通のBLに飽きた方にはおすすめしたい。また、同時収録の短編は分冊版読んで衝撃受けたのですが、川のにおいまで伝わる見事な描写。紹介文にある「珠玉」の言葉のとおり短編としても素晴らしいので、こちらからでもぜひ。